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◆ 低ダメージ大面積プラズマによるソフトマテリアルプロセス
大阪大学 接合科学研究所 教授 節原 裕一氏
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11:20〜12:00
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【講演要旨】 次世代のフラットパネルディスプレーならびに高効率薄膜太陽電池の開発においては、軽量かつフレキシブルなジャイアントエレクトロニクスデバイスの形成技術の確立が急務であり、大型の基板にわたる均一性、高スループットに加えて、基板ならびにデバイスの多様化に対応可能な低温かつ高品質(低ダメージ)のプロセスを実現するためのプラズマ生成・制御技術が求められている。本講演では、次世代のメートルサイズを超える大面積プロセスを目指して開発してきたプラズマ生成・制御技術を中心に、機能性有機材料をはじめとするソフトマテリアルへのプラズマプロセスの適用性に加えて、低ダメージの反応性製膜プロセスと大面積化への展望について後述する。
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◆ グラフェンフラワーによる塗布型透明導電フィルムの開発状況
(株)インキュベーション・アライアンス 代表取締役 村松 一生氏
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13:00〜14:00
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【講演要旨】 ウェアラブルなタッチパネルへの市場ニーズから、柔軟性に優れたグラフェンを使用した透明導電フィルムの実用化が期待されている。銅などの基板上にCVDにて成膜してからフィルムに転写する方法、酸化黒鉛を塗布後に還元処理するなどの従来のコーティング方法とその課題について解説するとともに、直接合成グラフェンを使用したコーティングプロセスの開発状況について紹介する。直接合成グラフェンのコーティングプロセスには、インキュベーション・アライアンスが世界に先駆けて開発した大量合成グラフェンである、グラフェン・フラワー(登録商標)が好適に使用できる。グラフェンを直接的にPETフィルム等にコーティングする際の、プロセス設計、望ましいウエットコーティングプロセスやグラフェンの取り扱い上の注意点などについて紹介する。
<プロフィール> 1981-1985年 豊橋技術科学大学にて稲垣道夫教授(元炭素材料学会会長、北海道大学名誉教授)に師事。黒鉛層間化合物の電気伝導性に関する研究。 1983年:Grapheneの命名者でもある、Dr.R.Setton (CNRS,France)の研究室に短期留学し、アルカリ金属-有機分子-黒鉛層間化合物の常温溶液合成に取り組む。 1985年:神戸製鋼所入社。黒鉛層間化合物、磁気ディスク用カーボン基板、カーボンウエハ、Siウエハ再生プロセス等を開発し、事業化する。 2007年:インキュベーション・アライアンス設立。グラフェン、グラフェンチューブ等の新規なナノカーボン材料を開発し、その事業化を推進している。
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◆ 透明導電フィルムの応用アプリケーション
プロマティック(株) 代表取締役 福島 和宏氏
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14:10〜15:10 |
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【講演要旨】 スマートフォンとタブレットPCのブレークが、デバイスメーカーおよび素材メーカーのビジネスを牽引しています。その要因としては、タッチパネルの操作性が市場に受け入れられたことが大きいと言えます。興味深いのは、透明導電膜そのものの物性よりも、その使われ方の進歩が大きく寄与した点にあります。特に、従来のマトリクス式や抵抗膜式に対して静電容量型のヒットはその代表的な例でしょう。 透明性と導電性の相反する物性を持つ材料は限られていますが、最近ではITOだけでなく酸化亜鉛系材料や銀ナノワイヤーなども実用化段階に入ってきました。どの材料を選ぶかは、アプリケーションやプロセスとの適性によって決まります。ディスプレイ、太陽電池、スマートウィンドウなど、各アプリケーションに適した透明導電膜の追求がいっそう求められています。
<プロフィール> 学生時代からスパッタによる透明導電膜の研究に係わる。平成2年、素材メーカー入社し、フィルムの製造・加工技術の開発を担当。専門はプラズマ、薄膜、静電気。特にロール・ツー・ロールによるドライコーティングに関する要素技術を担当。平成18年、プロマティック(株)を設立。ドライコーティングに関する受託研究、コンサルティング、ビジネスマッチング等に従事。
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◆ 非真空気相成膜技術・ミストデポジション法による透明導電膜 および各種薄膜の成膜
京都大学 大学院工学研究科 光・電子理工学教育研究センター 先進電子材料分野 教授 藤田 静雄氏
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15:20〜16:20 |
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【講演要旨】 大面積対応・低コストの成膜技術として、非真空下・気相成膜・溶液原料、という特徴を持つミストミストデポジション法を紹介する。これは溶液原料に超音波を印加し、噴霧により得られるミスト微粒子をキャリアガスで基板上に輸送し、成膜するという技術である。一見スプレー法と類似技術ではあるが、成膜に用いる微粒子の粒径が3μm以下と小さく、キャリアガスと同じ流速で基板上に到達し、基板表面でのマイグレーションを経て成膜に至ることで、制御性に優れた成膜が可能である。講演では、酸化亜鉛・ITO等の透明導電膜、酸化物半導体膜、絶縁膜、有機薄膜等幅広い材料の成膜結果に関して述べる。多様な材料の成膜に適用可能なことから、単一プロセスでの多層膜の作製も可能で、将来的にはRoll-to-Rollプロセスによる大面積デバイスの作製や多層膜のコーティング等に発展可能な技術であるとわれわれは期待している。
<プロフィール> 京都大学工学研究科光・電子理工学教育研究センター(電子工学専攻)所属。半導体、透明導電膜等の酸化物薄膜、有機薄膜の機能探索とデバイス応用に関する研究を行っている。2002年より文部科学省知的クラスター創成事業、地域イノベーションクラスタープログラム、地域イノベーション戦略支援プログラムのもとでミストデポジション法の研究を行い、現在産学連携体制で技術開発を進めている。
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