東洋インキ(株)は、欧州地域を中心にリキッドインキ(グラビアインキ・フレキソインキ)ビジネスを展開するDoneck Euroflex S.A.(代表者 Arndt Breitbach、ルクセンブルク大公国グレーヴェンマハ市)との間で、東洋インキの軟包装用水性ラミネートフレキソインキ「AQUA LIONA®」および水性ラミネートグラビアインキ「AQUAECOL®」の生産・販売を対象としたライセンス許諾契約を2017年4月1日付で締結した。
 東洋インキは、食品包装を中心に世界的に大きな需要を持つ軟包装分野に向けて、水性インキやEB(電子線硬化型)インキなどの先進的な環境対応インキをはじめとした、各種高性能製品群を積極的に海外展開している。今回のライセンス許諾契約の締結は、すでに同社独自で供給体制を確立し販売実績のあるアジア・北米・南米地域に加え、これまで空白であった欧州地域にも供給拠点を確保し、軟包装用水性リキッドインキのグローバル供給体制を完成させるもの。販売に関しては、Doneck Euroflex社の有する広範なネットワークを活用することで、市場ニーズに合わせたきめ細やかなカスタマーサポートを提供し、次期中計期間(2018~2020年)中に1000トン/年の出荷を目指す。
 今回供給するAQUA LIONAは、世界初のレトルト適性を有する軟包装用水性フレキソインキであり、優れた印刷適性に加え、高速印刷にも対応したハイエンド製品。またAQUAECOLは、スナック包装からレトルト食品包装までの幅広い用途に適応し、優れた印刷適性、ボリューム感あふれる印刷効果を実現する高濃度設計が特長。両製品は、東洋インキの独自技術で開発した水性専用ウレタン樹脂をベースに採用することで、世界トップレベルのインキ性能と、スイス連邦や欧州印刷インキ協会などの厳しい化学物質規制への適合を両立させている。
 東洋インキは、AQUA LIONAおよびAQUAECOLを、5月4日~10日の会期でドイツ・デュッセルドルフにて開催される世界最大の包装関連展示会「interpack 2017」に出展、展示する。

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