「日本の強みを再び」という叫びがモノ作りに関わる人々から発せられています。しかし、そこには、これまでの儲かる、ボリュームのある一極集中型市場を目指すのとは違う、自社のアイデア、ネットワーク、技術、モノ作り力を活かせる多様な市場創出が前提となります。こうした2020年型モノ作りの仕組みとでも呼べるビジネスモデルを構築するためには、いったい何が必要なのでしょうか。

 インターネット、新聞、雑誌、展示会、セミナーなど、新しいビジネスアイデアを入手する手段はさまざまありますが、我々は、月刊誌「コンバーテック」の読者の皆様、より多彩な企業力、素材、技術を保有されている皆様が、お互いに、より深いネットワークづくりをしていただくことが、それぞれに触媒作用を及ぼし、新しいモノ作りへとつながるのではと考えました。それには、コンバーテックと読者の枠を飛び越えた、読者の、読者による、読者のためのコミュニケーションの場が必要だとの考えに至りました。

 そこで、人々が生で直接触れ合い、その率直な意見を交換することで、様々な分野に点在する生きた情報を得ていただき、場合によってはお互いの長所を生かしたアライアンス的なビジネス作りの場として、「コンバーテック読者交流会」を企画することにしました。

<概要>
名  称:第1回コンバーテック読者交流会
開催形式:講演会および懇親会
開催日時:2016年10月11日(火)
     講演会13:30〜16:30
     懇親会16:40〜18:40
会  場:お茶の水ソラシティ 2F sola city hall(ソラ シティ ホール)
     (JR御茶ノ水駅徒歩1分・東京メトロ新御茶ノ水駅直結)
      アクセスマップ:http://plaza.solacity.jp/access.php
※参加申込みは
締め切りました

交流会受付:受付開始(予定):12:30〜
配布物:参加者バッジ、参加者名簿、講演資料(長岡氏)


参加条件:月刊誌「コンバーテック」購読者、および一般枠となります。1社3名まで参加は可能です。同業者(マスメディア)、セミナー会社、調査会社の方々はご遠慮ください。
参 加 費:講演会 コンバーテック購読者1人3,000円、一般1人10,000円(税別)
     懇親会 読者・一般共1人4,500円(税別)
 講演会+懇親会 コンバーテック定期購読者のみ 1人6,500円(税別)
 講演会+懇親会 一般 1人14,500円(税別)
※お申込受付後、参加案内と請求書を発行させていただきますので、開催日までにお支払いお願いします。
※現地(会場)での現金でのお支払いもご希望により承りますが、お釣りのないよう(税込み)ご準備お願いします。


講演会
講演スケジュール(予定)
13:30〜13:45:開会の挨拶
13:45〜14:35:講演(牛島氏)
14:40〜15:30:講演(山口氏)
15:40〜16:30:講演(長岡氏)

演題:プリンテッドエレクトロニクスの技術開発動向とビジネスへの展開

○ 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 フレキシブルエレクトロニクス研究センター 副センター長 牛島洋史 氏
講演要旨:
有機半導体の高移動度化や導電インクの低温焼成化、印刷形成配線の細線化といった開拓的技術開発から、プリンテッドエレクトロニクスは実用化を視野に入れた配線の均質化や低抵抗化、高信頼性化といった次の段階へ技術開発のフェイズは遷移している。IoT社会の実現に向け、フレキシブルエレクトロニクスやウェアラブルデバイスといった展開先も見据えた、新しいビジネスモデルの模索が始まった。

演題:アイデアを創造する為のイノベーション方法論
○大日本印刷株式会社 情報イノベーション事業部 第5企画開発部 部長 山口博志 氏
講演要旨:
様々な製品やサービスで溢れかえり差別化を図るのが難しくなった現代。それに伴い、消費のリテラシーが高まった生活者(顧客)のサービスや製品を選ぶ基準は、「機能的価値」では無く、「体験価値」へとシフトしてきました。この背景を踏まえ、企業目線で必要となる「イノベーション」も「イノベーション=技術革新」の時代を経て、「イノベーション=意味的価値(新たな体験価値)創出」の考え方が広まって来ました。
この類のイノベーションを描く為には、技術拡張の視点に加え、徹底的な人間中心の思考とサービス経済の理解が必要になると私は考えています。
具体的なアプローチのベースとなるのが「サービスデザイン」です。サービスデザインとは、サービスを利用する人の「体験価値」を重視し、個々のタッチポイントのデザインに留まらず、事業としてサービス全体をデザインしていく行為です。
実際にビジネスの現場では、新規事業や新商品開発、地域活性化を目的としたまちづくり計画、R&D部門のビジョン開発や研究開発テーマ策定など、様々なビジネス課題に適用されはじめています。その対象領域としては「技術の用途開発」も例外ではありません。本セッションでは、「サービスデザイン」の概要と「イノベーション創出にフォーカスした方法論」について紹介します。

演題:自動車内外装に対するフィルム加飾への取組みと今後への期待
○トヨタ自動車株式会社 先進技術開発カンパニー 有機材料技術部 塗装設計室 室長 長岡秀憲氏
講演要旨:
弊社は、商品力向上としてフィルムを用いた加飾を従来から積極的に導入してきている。特に車両外装に関してはサッシ部の黒テープをいち早く採用し、ストライプテープやデカールは販売店オプションとして幅広く導入しており、車両のキャラクター強化や差別化に貢献し、お客様にご好評頂いている。
一方、市場では2トーン加飾やカーラッピングなどのフィルム適用が拡大しており、外装の商品力を飛躍的に向上するアイテムとなってきている。しかし、弊社がメーカーオプションとして塗装代替を考える場合、とりわけ水平部位の耐久性に課題があり、本格導入には至っていないのが現状である。
また、昨年「トヨタ環境チャレンジ2050」で公表したCO2削減目標に対して外装を考えた場合、車両軽量化のための新素材外板(樹脂・アルミなど)への対応や塗装工程の飛躍的効率改善など、まさに車両製造の変革期が到来していると言える。
これを好機と捉え、従来からの課題である耐久性のブレークスルーに加え、革新的な次世代の外装加飾となり得る技術開発に関係者の皆様とチャレンジする事で、環境に配慮し、お客様に喜んで頂けるクルマづくりを推進したい。

懇親会
○ バッジに付いている色にて業種(コンバーター、材料メーカー、装置メーカーなど)が分かるようにします。
○ コンバーテック執筆者等をお呼びします。