ソルベイ キータスパイアr PEEKが信越ポリマーの極薄高機能フィルムの需要開拓を積極化 R 特殊ポリマーの世界的サプライヤーであるソルベイは、信越ポリマー(株)が本格販売を開始する極薄で高機能な「Shin-Etsu Sepla Film®」の製造に「キータスパイア® PEEK」を供給している。Shin-Etsu Sepla Film®は、携帯電話のスピーカーダイヤフラムや民生用スピーカーに広く使用されており、またヘッドホンやマイクロフォンなどの消費財にも使用されている。
 「キータスパイア®PEEKの非常に優れた機械特性、高い耐熱性、高純度、難燃性、優れた耐摩擦・摩耗性、耐疲労性が厳しい要求特性の求められるShin-Etsu Sepla Film®に適合しました」とソルベイスペシャルティポリマーズジャパンの代表取締役社長である木呂子和宏氏は述べている。「加工が容易なソルベイのPEEKは、信越ポリマーの製造工程の最適化と幅広い製品仕様の開発を後押しし、マーケットの需要拡大に貢献しました」。
 音響出力時のひずみを最小限に抑え、積層加工に適しているため、Shin-Etsu Sepla Film®はスマートホンや携帯電話のスピーカーダイヤフラムに広く採用されている。「消費者は音質の向上を要望しており、我々の極薄フィルムが高出力化というより効果的な理由を通じて音響特性を最大限に活かすのに役立ちます」と信越ポリマーで営業本部営業第四部第二グループ理事マネージャーを務める芹口克彦氏は述べている。「我々の極薄フィルムの技術は、他の産業分野におけるアプリケーションの開拓にも使用可能で、今後はこれら新規需要開拓に注力してまいります」。
 信越ポリマーの先端技術は無延伸で製膜を可能にし、Shin-Etsu Sepla Film®として、無延伸製膜低結晶(3~50μm)と 無延伸製膜高結晶(6~50μm)の2種類をラインナップしている。また、顧客の要望に応じて250μmまでの厚膜も対応可能。信越ポリマーは高機能性樹脂フィルムの需要拡大を受け、東京工場(さいたま市)の生産能力を拡大するとともに、新規設備の導入によってこれまで650mmだった最大フィルムの幅を1,300mmまで対応可能にした。
 Shin-Etsu Sepla Film®は、電気ワイヤーの絶縁やケーブル・ラッピング、自動車部品、電子回路基板、航空宇宙、ロボティクス、医療機器での絶縁用途といった広範な分野のアプリケーションに適応できる。Shin-Etsu Sepla Film®は鉛フリーはんだ加工に要求される高耐熱性を持つことから、電気/電子用途におけるマスキング素材としての利用も可能。
®キータスパイア はソルベイの登録商標。
®Shin-Etsu Sepla Film は信越ポリマーの登録商標。

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 08月09コンバーテック8月号(本文32頁)掲載のウイル・コーポレーション/日本HPの記事で、タイトルに一部誤りがありました【訂正PDFはこちら】