中越パルプ工業(株)は新聞巻取紙の生産体制を見直す。

 新聞巻取紙の販売が、情報収集手段の多様化や、媒体がインターネット広告等へシフトするなどの構造的要因で需要減少が続き、今後も漸減傾向が続くものと想定されている。そのような状況の下、同社の新聞巻取紙生産を行う二塚製造部は、需要の減少に加え、新聞古紙価格の高止まりによる原料費の高騰などにより、大変厳しい損益状況が続いている。

 二塚製造部では現在、2号抄紙機・3号抄紙機の2台体制で生産を行っているが、需要の減少に伴い、3号抄紙機1台で生産可能な状況となっている。このような状況の下、生産体制再構築によるコスト削減等の収益改善を図るため、2号抄紙機における新聞巻取紙および中下級紙の生産を停止することを取締役会で決定した。

 なお、2号抄紙機にて生産している品種は、3号抄紙機を含めた他の設備に生産移管する等によりきめ細かく対応し、顧客に迷惑をかけすることがないよう、万全を期していく。

【停止する生産設備】

 ・停止設備:

  二塚製造部

  2号抄紙機

 ・主要生産品種:

  新聞巻取紙

  中下級紙

 ・生産能力(日産):190トン/日

 ・停止予定日:平成30年3月末

【平成 30 年3月期業績に与える影響】

 停止設備の減損損失発生等の可能性があるが、金額影響が不透明であることから、当期の業績予想には織り込んでいない。今後状況が判明次第、適切に開示する。

(参考:二塚製造部2号抄紙機 平成30年3月末時点簿価 217 百万円)

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