レンゴー(株)は、金津工場(福井県あわら市)において、段ボール原紙生産設備(抄紙機)を中しん原紙専抄設備からライナ原紙も併抄可能な設備への改造工事を進めており、このほど竣工した。

2017 11 15 rengo金津2号抄紙機ワイヤーパート      リールパートから抄紙機前方を臨む

 今般改造では、併抄化に加え、原紙の品質を大きく左右する原質工程(古紙パルプの精選工程)も一新し、より一層の品質向上を図るとともに、環境面からニーズの高まる段ボール原紙の薄物化に対応し、省エネ・省資源を徹底した最新鋭の抄紙機へと生まれ変わった。

 レンゴーグループでは、現在国内6工場で段ボール原紙を生産しているが、5工場に集約する生産体制再構築を進めており、今般の改造はその一環として実施した。集約化により製紙工場全体の稼働率を向上させるとともに、ライナと中しんの需給バランスも改善され、製紙部門の事業基盤はより強固なものとなる。

 金津工場をはじめレンゴーグループは福井県内に多くの工場を持つが、今般の改造を機に、引き続き、福井県経済のさらなる成長をパッケージングで支えるとともに、雇用の促進をはじめ地域社会の発展に貢献していく。

■ライナ併抄化改造設備の概要

 1.工場名:レンゴー株式会社金津工場(福井県あわら市自由ヶ丘1-8-10)

 2.対象設備:2号抄紙機(併抄化改造工事)

 3.抄造品目:段ボール原紙(ライナ、中しん)

 4.型式:長網1層+オントップ2層(合計3層抄き)

 5.製品取幅:4,500mm

 6.坪量範囲:ライナ 100~210g/m2、中しん 90~200g/m2

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