(一社)日本印刷学会 技術委員会 グラビア研究会では、関東グラビア協同組合との共催により、来る6月7日(木)午後1時55分~午後5まで、日本印刷会館2階会議室(東京都中央区新富1-16-8)において、「第4回グラビア基礎講座-グラビア印刷、基礎からトラブル対処まで-」を開講する。
 軟包装グラビア印刷に使用されるフィルム(基材)、製版技術、印刷、インキまで、グラビア印刷における基礎(原理・トラブルに纏わる用語解説)からトラブル対処について勉強する企画となっている。さらに、トピックスとして、グラビア印刷現場における可視化技術を駆使した解析手法についての講演も予定されている。講演終了後には、分野ごとに分かれてまとめて質疑応答(全員参加)を行う。新入社員はもとより、数年の現場経験の有る方に適した内容となっている。
 プログラムは次の通り。
13:55~14:00 開会の挨拶/お知らせ
14:00~14:25
1.「グラビア印刷時のフィルムの取り扱いに関する留意点」(25分)
  講師:東洋紡(株) 松田 明 氏
  要旨:フィルムの種類や物性から印刷・ラミなどの加工や保管・取扱い時の留意点について説明する。
14:25~14:50
2.「グラビア印刷機の基礎」(25分)
  講師:富士機械工業(株) 西村高博 氏
  要旨:グラビア印刷機の基礎知識を得るために、その基本構成と各部の構造、役割及び適正テンションについて、設計思想を交えながら説明する。
14:50~15:20
3.「グラビア製版の基礎」(30分)
  講師:東洋FPP(株) 松崎徳治 氏
  要旨:グラビアシリンダーができるまでの工程、製版手法が異なる腐食(レーザー)及び彫刻(ヘリオ)の違いをセル形状、印刷適性を踏まえて説明する。また、製版方式の違いによる印刷物の違いについても解説する。
15:35~16:05
4.「グラビア印刷のトラブルシューティング」 (30分)
  講師:(株)T&K TOKA 小野潤一 氏
  要旨:グラビア印刷時に発生する様々なトラブルについて、それぞれの現象を見ながら発生要因を解析する。また、印刷トラブルの対処法についても説明する。
16:05~16:30 【トピックス】
5.「解析技術によるモノづくり支援について」(25分)
  講師:大日本印刷(株) 酒井美希 氏
  要旨:製造現場に潜在する課題を解決する解析手法として「可視化」技術を用いた事例の中から、、グラビア印刷におけるインキ転移現象、ミスチング現象、さらに、作業環境における有機溶剤の飛散状況を動画にて紹介する。
16:30~17:00
6.各講師及びグラビア研究会委員との質疑応答
  内容:講師をはじめグラビア研究会の委員が分野ごとに分かれて、質問票にかかれた質問を優先的に答る。講演内容に関する質問は講師の方、また、日頃の仕事の中で感じている疑問や質問については専門分野の委員が対応する。ただし、午後5時まで。
 申込締切は2018年5月31日(木)。ただし、定員80名になり次第締め切る。なお、席に余裕がある場合は、締切後の申し込み、および当日参加も受け付けるが、講演要旨数に限りがあうので、事前に学会事務局にお問い合わせを。
 参加費は、日本印刷学会 個人会員・賛助会員、関東グラビア協同組合会員、全国グラビア製版工業会連合会会員は1人5,000円、その他は1名8,000円。

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