Sapphire Evo 2 R イタリアのUteco Groupは、KODAKとのパートナーシップのもと、Sapphire EVOデジタルプレスの発売を開始した。パッケージングサービスプロバイダーやコンバーターは、このデジタルプレスを使用することで、生産性や経済性の面で妥協することなく、少量印刷から大量印刷(最大で年間2,000万平方メートル)まで幅広く対応できるようになる。
 Uteco GroupのCEOのAldo Peretti氏は、次のように述べている。
 「当社のお客様は、顧客需要を満たすため、多品種で少量印刷に対応できるだけでなく、経済的にも大量印刷に対応したデジタルソリューションも希望されていました。フレキソ印刷とグラビア印刷、フィルムハンドリング、コーティング並びに乾燥処理におけるUtecoの豊富な経験と、KODAKのインクジェットに関する専門知識を組み合わせることで、私たちは、フレキソとデジタルの機能を融合させたマシンを提供することが可能になりました」
 また、Uteco GroupのCOOのStefano Russo氏は次のように述べている。
 「パッケージングのマスバージョニングとカスタマイズを求める需要がグローバルで高まる中で、パッケージングプロバイダーのサービスにおいては、特にハイブリッドフレキソ、グラビア、およびデジタル印刷の重要性が増加してきています。UtecoとKODAKのテクノロジーの組み合わせは、デジタル少量印刷で魅力的なオプションとなるだけでなく、中~大量印刷でも競争力があります。そのため、ラベル印刷とパッケージング印刷の両方のサービスプロバイダーにとって、Sapphire EVOは理想的な投資対象になるでしょう」
 Sapphire EVOデジタルプレスは、1時間当たり9,000メートル以上の実用的なデジタル印刷を可能にするほか、魅力的な経済性も備えている。KODAK Streamインクジェットテクノロジーを利用することで、幅広いパッケージングフィルムや用紙の上で、卓越した印刷品質も実現できる。Sapphire EVOデジタルプレスでは、最大幅650mmのメディアに、最大622mmまで印刷できます。CMYK印刷のほか、インラインプライムコーティングやニス加工処理のオプションも提供する。
 Sapphire EVOは、環境に優しい水性インクを使用し、BOPP、PET、紙などを含む様々なフレキシブル材料に印刷できる。Sapphire EVOデジタルプレスで使用するKODAKのインクとプレコーティング剤は、EUと米国で定められている食品と間接的に接触する材料に関する規制要件に準拠しているほか、ブランドごとの要件やEuPIA除外リストも遵守可能。
 KODAKのコーポレートバイスプレジデントであり、エンタープライズ インクジェット システムズ事業部のプレジデントでもあるランディ・バンダグリフ氏は次のように述べている。
 「KODAKが50年にわたって培ってきたインクジェットに関する専門知識は、PROSPERプレスシステムという形で実を結び、商業印刷・出版印刷市場において高い品質、機能、および高い費用対効果を提供してきました。私たちはこの取り組みをさらに進めることで、経済的な水性インクを使ってフレキシブルフィルム上で高速印刷を実現しました。Utecoのようなパートナーと協力できて光栄です。Utecoの卓越した専門知識も組み合わせることにより、フレキシブルパッケージング産業に新たな機会を提供するハイエンドのデジタル印刷機を開発することができたのです」
 Sapphire EVOは世界中で販売されるが、Uteco Groupは、2018年6月に、その1号機の設置作業を、イタリアのフレキシブルパッケージングのメーカー(工業・ファッション産業)で開始する予定。
 日本国内では、機器の販売・アフターメンテナンスサービスをUteco社の総代理店である伊藤忠マシンテクノス(株)産業機械三部が行い、インクジェットヘッドの保守・インクの供給をコダックジャパンが行う。

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