SnapCrab NoName 2018 9 14 14 21 55 No 00 R BASFとルフトハンザは、BASFの新たなジェット燃料用水抜き剤「Kerojet Aquarius」の実証評価(In-Service-Evaluation, ISE)を開始した。ISEの実施は、革新的な添加剤を商用化していく上で重要なステップ。
 lSEは7月24日、ミュンヘン・サンフランシスコ間のエアバスA340-600を皮切りに開始され、この期間中は、BASFの添加剤ソリューション「Kerojet Aquarius」がエアバス航空機の指定飛行経路で使用される。この添加剤を使用すると水の蓄積を最小限に抑えることができるため、義務付けられた周期で水を抽出するというコストのかかる作業を削減できるメリットがある。また、時間も費用もかかる保守のためのストップオーバーを避けることができるため、航空機の稼働率向上につながり、よりコスト効率の高い運用を可能にする。
 ルフトハンザグループの燃料購入部門を率いるトルステン・ランゲ氏は次のように述べている。
 「Kerojet Aquariusの実装は、飛行安全性と航空機稼働率を向上させるうえで大きな節目となるでしょう。Aquariusを使用することで、翼内タンクでの氷の発生を防ぎ、安全マージンをさらに高められるようになります」
 BASF燃料・潤滑油ソリューション事業、ジェット燃料添加剤グローバルマーケティング部門を率いるアントニオ・ラファエル・アダモ氏は次のように述べている。
 「Kerojet Aquariusの商用化に向けて、このような重要な節目に到達できたことを非常に嬉しく思います。長年の努力とコミットメント、そして広範な試験を経てここまで達することができたのは、明確なビジョンと長期戦略があったからこそです。ルフトハンザとBASFは、プロジェクト開始から非常に緊密なチームワークを構築し、航空業界の多くの大手パートナー企業の方々に支えられてきました」
 Kerojet Aquariusは、航空機の安全性・保守における重要なパラメータとして、航空機の燃料システムにおける水管理をサポートするユニークで、使いやすい高性能添加剤。
 Kerojet Aquariusは、ケロシン、そして燃料タンク内に含まれる水を消散させるため、タービン内の通常の燃焼過程において、航空機の燃料タンクから水が取り除かれる。
 BASFとルフトハンザは、2018年末までにはISEのあらゆる詳細が明確になると見込んでおり、その後、Kerojet Aquariusの幅広い商用化を開始する予定。

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