ザ・ダウ・ケミカル・カンパニーは、世界経済フォーラムによる新たなパートナーシップに投資することを発表した。このパートナーシップでは、企業や市民社会、国・地方政府、地域社会グループ、世界一流の専門家が協力することにより、プラスチック汚染の解決を目指す。ザ・グローバル・プラスチック・アクション・パートナーシップ(GPAP)へは、カナダとイギリス政府に加えて、ザ コカコーラ カンパニーやペプシコ・ファウンデーションなど、さまざまな企業・組織が資金を提供し支援していく。
 「プラスチック汚染という重大な世界的な課題において、製造バリューチェーン全体にわたり、素材イノベーションが果たす大切な役割についてダウは理解しています。イノベーションと連携を通じて、プラスチックのリサイクル性を高めることにダウは真剣に取り組んでいます。収集された廃棄物から価値を還元し、新たな製品やサービスに転換する循環型経済へと世界が移行するためにダウは貢献してまいります」と、ダウのジム・フィッタリングCEOは述べている。
 GPAPは、意欲的なコミットメントを現地レベルの行動に転換し、企業や地域社会、政府がどのようにすれば、世界の「(資源)投入一生産一廃棄」型経済を循環型経済として再計画できるのかを示していく。
 ダウのプラスチック循環型経済担当のコーポレートディレクターであるマイク・ウィット氏は次のように述べている。
 「GPAPへの支援は、ダウがさまざまな関係者と共に主導している数ある協力の一例ですが、それらのすべてには、地球の海洋からプラスチック廃棄物を排除するという目的があります。われわれはこの問題を解決できるし、解決しなければならないのです。ダウは、素材イノベーションにおける専門性を生かすとともに、クリーンな環境に対する情熱を柱として活動しています。それにより、きれいな海や、プラスチックをはじめとする重要な素材における循環型のアプローチを実現することで、将来の世代が恩恵を得られるよう取り組んでいます」
 GPAPによる最初の協力は、インドネシア政府との活動になる。世界最大の列島国であるインドネシアは、プラスチック廃棄物の危機に見舞われており、同国政府は今後の7年間で70%削減する国家計画を掲げている。
 GPAPは、投資可能で地域に根差した解決策を2020年までに整備することを目指しており、その後、この計画は、他の国でも適合させ、実施することが可能になる。GPAPは、今後数カ月のうちに、別の沿岸2力国(西アフリカの一国と開発途上島しょ国)における協力活動を発表する予定。これら3件の概念実証プロジェクトは、国連により次期に開催される画期的な海洋会議の内容と一致したものになる。  GPAPは、地球の陸地や河川、海洋におけるプラスチック汚染を排除するなど、重要ながら認知度の低い活動に従事している企業や起業家、政府、非営利組織、科学者によるパートナーシップや協力、努力を補完し、それらの取り組みを加速させることを目指している。GPAPの活動は、世界のリーダーたちのコミットメントにも沿っている。

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