ザ・ダウ・ケミカル・カンパニーは、ダウの5人のリーダーが「2018 アウトスタンディング(2018 OUTstanding)」リストのうち3つのカテゴリー「LGBT+ エグゼクティブ(LGBT+ Executives)」「アライ・エグゼクティブ(Ally Executives)」「LGBT+ フューチャーリーダー(LGBT+ Future Leaders)」で選出されたことを発表した。選出されたリーダーのうち、数人は各カテゴリーで上位10名に選ばれた。
 LGBTである企業の重役やその支持者を対象とするプロフェッショナル・ネットワークが作成し、フィナンシャル・タイムズ紙が公表する「アウトスタンディング」リストは、2018年で6年目を迎える。年間ランキングの決定は、従業員が職場の内外を問わず安全、敬意、尊重を感じられる環境の構築に積極的に寄与しているプロフェッショナルの中から候補者が選ばれ、審査が行われる。
 ダウの人事兼インクルージョン最高責任者であるカレン・S・カーター氏は次のように述べている。
 「アウトスタンディングのような著名な組織により、インクルーシブな職場のモデルとして認められ、また、そのような職場環境づくりに貢献したダウのリーダーが評価を受けたことを誇りに思います。インクルージョンとは、ダウのビジネスにとって必要不可欠であり、企業戦略に完全に組み込まれています。ダウは、全従業員の平等な権利を支持するとともに、社内コミュニティにおける文化の変革を促す義務があり、今後もその取り組みを継続していきます」

「LGBT+ エグゼクティブ」の上位100名に選出されたダウのリーダー
ジム・フィッタリング(Jim Fitterling)、ダウ最高経営責任者兼ダウ・デュポン素材科学部門担当最高執行責任者(第1位)
 今年の「LGBT+ エグゼクティブ」リストでランクアップし1位に選出されたフィッタリング氏は、ダウで職場におけるインクルージョンおよびダイバーシティの強化に向けた取り組みを主導している。平等、インクルージョン、ダイバーシティという理念に忠実であることで知られ、2014年に自身がLGBTであることを公表したフィッタリング氏は、LGBTあるいはアライ(支持者)に注力するGLADなど、10あるダウの従業員リソースグループを強く支持している。フィッタリング氏は、フォーチュン100社のCEOポストに選出された最初の「カミングアウトを行った重役」として、インクルージョンおよびLGBTなどの平等に向けたダウの継続的な取り組みに貢献し続けている。ダウ社内だけでなく、世界中でLGBTあるいはアライであるエグゼクティブの模範を示し続けると同時に、インクルージョンおよびダイバーシティを支持する取り組みを推進している。また、LGBTの従業員の人生に変化をもたらすために、自らの気付きを共有し助言を行っている。
 フィッタリング氏は次のように述べている。
 「アウトスタンディングによる評価は、私にとって非常に光栄です。ダウでは、全従業員が各自の個性をすべて日々仕事に生かし十分に貢献しながら、快適で居られる職場づくりに務めています。インクルージョンは、ダウの事業戦略の中核を成すものであり、会社の成功にとっても欠かせません」

ルイス・A・ベガ (Louis A.Vega)、ダウ・オーストラリア・アンド・ニュージーランド社長兼常務取締役兼ダウ・オリンピック・アンド・スポーツ・ソリューション担当副社長(第42位)
 全従業員が尊重されていることを実感し、全従業員が平等に成功する機会を与えられるために、ベガ氏は、インクルージョンの文化を積極的に支持するとともに、平等に対する自らの情熱をビジネスやスポーツにおけるさまざまなコミュニティで発揮している。社内外を問わず顕著な模範となり、世界中の組織に関与し、平等という文化の支持者として変革や理解の広がりを促している。また、長年の取り組み、慈善行為、ボランティア活動、際立った指導力などが数多くの団体に認められ表彰されてきた。「アウトスタンディングLGBT+ ロールモデル」リストに複数年にわたって選出され、オーストラリアでは2018年に優れたLGBTなどである企業の重役50名にも選ばれている。

「アライ・エグゼクティブ」上位50名に選出評価を受けたダウのリーダー
ラリー・ライアン(Larry Ryan)、ダウ北米および成長基盤技術担当社長(第8位)

 ライアン氏は、職場、地域社会、そして家庭でのインクルージョン推進に力を注いでおり、ダウの従業員リソースグループであるGLAD の一員として活発に活動するとともに、同グループを支援するエグゼクティブスポンサーを務める。特に採用活動や人材管理において、LGBTなどのインクルージョンの重要性を常に強調している。長年にわたり、インクルージョンとダイバーシティを推進してきたが、自身の息子が最近カミングアウトした事実から、より身近にその理念を支持している。PFLAG理事会の一員でもあり、インクルーシブかつ多様な職場は、革新と従業員の活躍を実現することを確信している。また、LGBTのアライを職場と社会に変革を促す真の支持者へと変える活動を率先して行っている。

「LGBT+ フューチャーリーダー」上位50名に選出されたダウのリーダー
アルベルト・ピノ(Alberto Pino)、ダウ・ラテンアメリカ、顧客体験およびデジタル市場責任者(第2位
 ピノ氏は、ダウのGLADメキシコシティ支部創設者であり、中南米地域において、ダウのLGBTなどのインクルージョンに関する認識を高め、文化の変革を促す取り組みの先頭に立っている。社会活動とダイバーシティの問題を関連付けるために、著名な講演者を招き創造的なセミナーを実施している。2014年には、LGBTコミュニティを支持するためのメキシコ初の企業連合であるプライド・コネクションの創設に協力し、現在、同連合には合計54社の法人会員が加入している。インクルージョンおよびダイバーシティ分野のリーダーとして、地域およびグローバルなコミュニティで活躍している。

コリー・ヴァレンテ(Cory Valente)、ダウ・パフォーマンス・シリコーン、研究開発担当シニアマネージャー(第34位)
 ヴァレンテ氏は、ダウのGLAD従業員リソースグループのグローバルリーダーを務め、LGBTなどのインクルージョンと平等に向けて尽力するとともに、LGBT分野におけるダウの評価の向上、文化変革の促進、公正な方針や慣行を奨励している。グローバルでダウの同僚と協働して、ダウの従業員のために、職場でも生活の場である地域社会でも完全にインクルーシブな職場を実現するという理想を掲げて活動している。ヴァレンテのリーダーシップの下、GLADの組織網は世界100カ国以上に広がり、加入者は4千名を超えるまでに成長している。また、アウトスタンディングやアウト・アンド・イコール(O&E)、PFLAG、ビクトリー・インスティテュート、GLAAD、ヒューマン・ライツ・キャンペーン(HRC)財団など、さまざまな組織とダウとの強固な関係維持にも取り組んでいる。

インクルージョンと平等への道を開く
 レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー(LGBT など)のインクルージョンと平等に対する支持において、世界をリードする企業であると認められているダウは、LGBTなど の同僚に対して、同性配偶者を対象とした医療、歯科治療、生命保険に関する平等な手当、忌引休暇、配置換え、遺族死亡給付、共働き支援など、最高クラスの方針や慣行を実施している。ダウのGLAD従業員リソースグループは、2000年に創設された。その支部は世界中に45カ所あり、最近も新たな支部がインドのムンバイ、中国の上海、イスラエルのテルアビブ、シンガポール、タイのバンコクに開設され、同グループの拡張は続いている。
 ダウは、米国での州および連邦レベルでの支持活動を通じて、LGBT などである全市民の公正平等な待遇の公共政策の実現にも取り組んでいる。LGBTなどの平等における類まれな進展を職場にとどまらず実現することで、インクルージョンの文化と模範性において全米から評価を得ている。ヒューマン・ライツ・キャンペーン(HRC)の企業平等指数(Corporate Equality Index)では、2005年から13年連続で100%の評価を受けてきた。このような評価を受けた企業は、化学産業界ではダウが初めて。

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