()カネカは、人々が健康で生き生きとした暮らしを送れるための事業を様々な面から追求し、社会課題解決の一翼を担うため、一人ひとりの行動指針としてESG憲章を制定した。研究開発型素材メーカーとして、イノベーティブな技術を発展させたユニークな製品による地球環境問題の解決策を()セブン&アイ・ホールディングスに提案し、共同でサスティナブル社会の実現を目指すことに合意した。すなわち、セブン&アイ・ホールディングスが、マイクロプラスチック問題への解決提案素材「カネカ生分解性ポリマーPHBH」(以下、PHBH(R))を用いた各種製品の開発を進め、まずは2019年秋をめどに、グループのセブン-イレブン等で展開する『セブンカフェ』用のストローにおいて導入を開始する予定。
2019 04 19 kaneka

製品例

 プラスチック素材の製品は、私達の暮らしにとって便利で欠かせないものになっている一方、適切な処理がなされないことによって、海中に漂うマイクロプラスチックが生態系や人々の健康へ影響を与える懸念が高まっている。このように環境に配慮した素材に関心が高まる中で、容器、包装材等における環境負荷低減を継続的に行っているセブン&アイ・ホールディングスから、PHBH(R)の海水中で生分解する点が評価され、カネカは同社と共同してPHBH(R)を用いた製品の展開に取り組んきた。
 PHBH(R)は、カネカが開発した100%植物由来のバイオポリマーで、幅広い環境下で優れた生分解性を有する。特に近年では、マイクロプラスチックによる海洋汚染が世界的な社会問題となっており、生態系への影響が懸念されているが、PHBH(R)は海水中で生分解する認証「OK Biodegradable MARINE*)」を取得しており、海洋汚染低減に貢献する。

*海水中(30℃)で、生分解度が6ヵ月以内に90%以上になること。ベルギーに本部を置く、国際的な認証機関Vincotteより、2017年9月認証取得。Vincotteは2017年12月TÜV AUSTRIA Belgium NVに認証業務を引き継いだ。