<2017年5月18日、米国イリノイ州シカゴ発>産業用インクジェット(IJ)プリンタ (小文字用) の世界的なメーカーとして40年以上の実績を誇るビデオジェット社は、これまで、メーカーの生産性向上に貢献してきしたが、この度、現在の生産性を高め、変化し続ける将来的な生産ニーズに合わせて進化するよう設計された「Videojet 1860」(以下、「本製品」)を発売する。最新の産業用IJプリンタ (小文字用) である本製品は、業界初のインク蓄積センサーを始めとする業界をリードする予測機能に加え、生産ラインの稼働時間に影響を及ぼすおそれがあり、最も頻繁に起こりがちな故障状況を最大8時間前に通知する機能を備えている。
SnapCrab NoName 2017 5 18 18 52 24 No 00 R 本製品の開発にあたり、ビデオジェットは産業用IJ印字技術を検討し直した。本製品には、革新的な技術を備えた最先端のオンボード情報通信機能が搭載されており、進化・拡大を続けるメーカーのニーズに対応している。生産性向上とコスト削減を可能にする比類なき稼働時間を達成し、信頼性の高い性能を実現している。業界をリードする一連の予測機能により、ダウンタイムの原因となるイベントの多くを事前に修正することも可能。さらに、50個を超えるリアルタイムセンサーがプリンタの性能に関する150以上の主要な指標を継続的に監視するため、専門的な診断、分析、ガイダンスを得ることができる。
 画期的なノズルシステムに搭載されたガター蓄積センサーには、予測機能が備わっているため、発生しやすい故障状況を事前に通知することができる。アラート通知はプリンタに表示されるほか、スマートデバイスへの送信も可能で、生産ラインの切り替え時や計画的な生産停止時に、事前に修正することができる。さらに、インクシステムにはメークアップ予備タンクが付いているため、補給部品の補充アラートが作動した後オペレーターが何もしなくても、プリンタは稼働し続けることができる。
 プリントヘッドは45度に傾くように設計されているため、設置性が優れ、取り付け方法の選択肢も豊富。ゲーブルトップなど傾斜のあるパッケージでも、製品から5mmまでプリントヘッを近づけることができるので、明瞭で高品質な印字が可能。また、Ethernet/IPTM、Profinet®、高速ネットワークなどの産業用標準プロトコルを使用している工場の既存システムと簡単に統合でき、メーカーが求める接続ニーズに対応することができる。
 本製品は耐久性、汎用性、適応性に優れ、実質的にあらゆる生産ラインに適合する設計になっている。高性能エアフローシステムが、きれいで涼しい空気をプリンタ内部の重要部品に送り込み、非常に過酷な環境でも0~500℃の安定した稼働温度を保つ。さらに、IP66防塵防水保護機能を備えているため、洗浄の際に本製品を生産ラインから取り外す必要はない。
 また、ビデオジェットは、2年間のリモートサービス提供経験を基に「VideojetConnectTM」(ビデオジェットコネクト)Remote Serviceの提供を開始する。本サービスにより、専門技術者が構成する世界最大のサービスネットワークに指先1つでアクセスできる。ビデオジェットの技術者が生産ラインに直接関わることで、迅速なアドバイスの提供、遠隔からの問題解決、リアルタイムの修正措置、社内保守担当者への依存軽減を可能にし、稼働時間を高めることができる。
 ビデオジェットのグローバルビジネスユニットでディレクターを務めるAnthony Blencowe氏はこう付け加える。
 「本製品の予測機能に当社独自のノズルシステムを組み合わせることにより、稼働時間を決定する産業用インクジェットプリンタ (小文字用) の印字品質と生産ライン速度が向上します。また、VideojetConnectTM Remote Service* によってダウンタイムが減り、メーカーは本来の生産活動に集中できるようになるため、生産性の大幅な向上が可能です。ある主要建材メーカーは、VideojetConnectTM Remote Service を利用してメンテナンスとクリーニングのやり方を改善したことにより、突発的なダウンタイムを 80 % 以上削減しています。大手ビール醸造会社は Videojet LifeCycle AdvantageTM (ライフサイクルアドバンテージ) のおかげで、プリンタのメンテナンス作業から解放され、本来の醸造業務に集中することができたと教えてくれました」
 本製品は、オペレーターが生産に集中できるように入力を最小限に抑える方針に基づいて設計されている。その実現のため、最新のSIMPLICITYTM (シンプリシティ)インターフェイスに最先端の印字事故防止機能を組み込み、オペレーターの介入を最小限に減らし、潜在的なユーザーエラーを排除している。Blencowe氏は次のように続ける。
 「タブレット感覚で操作できるカスタマイズ可能なインターフェイスとシンプルなメニュー構成、クリアで分かりやすい画面により、ユーザーのスキルレベルに関係なく操作しやすくなっています。これに、ルールに基づいて完全に自動で行われる高性能なメッセージ作成を組み合わせることにより、生産ラインに影響を及ぼすおそれがあるミスを減らします。また、本製品には動画による操作説明とウィザードが内蔵されており、オペレーターのエラーを最小限に抑える設計になっています」
 ビデオジェットは、入力を最小限に抑える方針を日常のメンテナンス作業にも適用しているため、生産スケジュールに合わせたメンテナンスが可能。新しい SmartCellTM (スマートセル) は、日常のメンテナンスを簡略化する、3色に色分けされたサービスモジュール。ほんの数分で簡単に部品を交換できるため、オペレーターはメンテナンス作業ではなく生産に集中できる。
 進化し続ける製造、生産、印字のニーズに合わせ、本製品は現在と将来の両方の印字ニーズや生産工程に対応する拡張可能なプラットフォームとして設計されている。購入後でも、進化する生産ニーズに合わせて独自のソフトウェアの改良やVideojetConnectTM Remote Serviceワークフローモジュールの追加が可能。

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 08月09コンバーテック8月号(本文32頁)掲載のウイル・コーポレーション/日本HPの記事で、タイトルに一部誤りがありました【訂正PDFはこちら】