キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンプロダクションプリンティングシステムズ(株)(以下キヤノンPPS)は、キヤノン・コンポーネンツ(株)が開発した産業用検査装置向けコンタクトイメージセンサー(CIS)を中核とした印刷検査システムを8月下旬より発売する。
 近年、印刷業界においては、顧客からの品質要望に応えるための高度な検査だけでなく、全印刷工程での検品業務を自動化することで印刷業務全体の生産性を向上する印刷検査システムのニーズが高まっている。さらに、デジタル印刷によるバリアブルデータの可読検査など新たなニーズも広がってきていると同時に、工程全体に印刷検査システムを導入するためにシステム自体の省スペース化や低価格化が望まれている。
CIS R キヤノン・コンポーネンツが新たに開発したCIS は、印刷物などの画像検査に最適化されたユニットで、従来広く用いられているラインスキャンカメラに比べて、コンパクトで、高速かつ高解像度の画像読み取りと広視野特性を実現している。検査対象となる印刷物の読み取り幅に合わせて2種類のモデルから選択が可能で、さまざまな印刷工程の画像検査に対応できる。
 キヤノンPPSは、このCISにキヤノンITソリューションズ(株)が販売するMatrox社のフレームグラバーボードをはじめとする画像処理関連製品や画像処理ソフトを組み合わせて、印刷検査システムを構築し、顧客に最適なシステム提案を行う。
 印刷時の汚れや乱丁などの検査だけでなく、印刷の前工程や加工・丁合・封入などの後工程を含め、従来は人の目視で確認していたさまざまな検査作業を自動化できるため、業務の効率化が実現できる。また、バーコードやOCR文字読み取りも可能で、定型フォームの印刷内容を検査することも可能。  キヤノンPPSは、同システムをオセ連帳プリンターに実装しオプション検査装置として販売するほか、顧客の既設設備向けに提案していく。
■ CIS の主な特長・仕様
・スリム&コンパクト(両端読取り無効領域の極狭小設計)
【IDC-330】 有効読み取り長330mm (製品外形:353mm×53mm×70mm)
【IDC-476】 有効読み取り長476mm (製品外形:499mm×53mm×70mm)
・カラー/モノクロ切り替え機能
・読取解像度600/300/200dpi 対応
・カメラリンクインターフェイス準拠(Base configuration)

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