(株)日本HPは、世界で最も安全なワークグループ向け大判プリンター「HP DesignJet T1700シリーズ」(*1)と、プリント速度を向上した高速大判プリンター「HP PageWide XL 5100シリーズ」(*2)を発表した。
 「HP DesignJet T1700シリーズ」は、CAD/地理情報システム(GIS)などテクニカル市場向けのB0サイズ対応機で、高度な処理能力とセキュリティ機能により、高精細な図面や地図を効率的かつ安全にプリントできる。また、「HP PageWide XL 5100シリーズ」は、カラー・モノクロともにA1サイズ最大20枚/分の高速プリントが可能。これにより、建築/製造/設計(AEC)分野においてカラー活用の可能性と生産性の向上を実現する。

世界で最も安全なワークグループ向け大判プリンター「HP DesignJet T1700シリーズ」
 B0サイズ対応の「HP DesignJet T1700シリーズ」は、ワークグループ向けの大判プリンターの中で最も安全なプリンターとして新たなセキュリティ機能を搭載。建設、都市計画、公益事業(石油、水道、ガス、電力)など機密性の高いデータを扱う企業向けに、プリンター本体、データそして印刷物を不正や悪意あるアクセスから保護する。
SnapCrab NoName 2018 2 22 12 6 31 No 00 R  「HP DesignJet T1700シリーズ」は、新たに自己暗号化ハードドライブを搭載するため、プリンターからハードドライブを取り外された場合でも、データは元のプリンターでしか読み取ることができない。また、「HP Secure Boot」がBIOSを保護し、Whitelisting機能(*3)により、安全性が証明されているファームウェアのみがプリンターにインストールされ、実行される。
 GIS分野では、扱うデータが複雑化しファイルサイズが大きくなっている。「HP DesignJet T1700シリーズ」は、500GBのハードドライブを搭載することで、データを高速かつ円滑に処理し生産性を向上させる。ワークグループ向け大判プリンターとして、Adobe PDF Print Engine(*4)を初めて組み込んだこの製品は、データ容量の大きなファイルも効率的に処理するため、PCを迅速に開放して次の作業を継続することができる。
 また、「HP DesignJet T1700シリーズ」は、カラー品質と精度が向上し、より正確な地図やレンダリングの制作が可能になる。新しい6色の「HP Bright Officeインク」と、ノズル数2倍の高密度プリントヘッドにより、スムーズな諧調とグレーや際立ったカラーの表現など、正確な描画品質を実現する。  その他、本製品に含まれる「HP Clickプリンティングソフトウェア」は、アプリケーションからファイルを開かずに、ドラック&ドロップでPDFファイルを簡単にプリントできる。また、複数ファイルの効率的な面付けや、プリントプレビューによる確認で、プリントのミスをなくす。

製品名                              希望小売価格(税抜)    販売開始日
HP DesignJet T1700                                     598,000円                       2月22日
HP DesignJet T1700 PS                               748,000円                       2月22日
HP DesignJet T1700 dr                                 853,000円                       2月22日
HP DesignJet T1700 dr PS                           938,000円                       2月22日
HP DesignJet T1700 dr PS SD Pro MFP   1,980,000円                       2月22日

高速大判プリンター「HP PageWide XL 5100シリーズ」
 「HP PageWide XL 5100シリーズ」は、A1サイズで最大20枚/分、ファーストページプリントが約28秒で、高速カラー・モノクロプリントによる高い生産性を実現する。この製品は、出力センターや企業内印刷部門など中規模プリントに最適で、地図や店頭ポスター、設計図面などを迅速かつ低コスト(*5)でプリント可能。
SnapCrab NoName 2018 2 22 12 6 57 No 00 R
 「HP PageWide XLシリーズ」は、2015年の発売以来世界で5,000台以上が出荷され、面積にして3億平方メートルがプリントされている。「HP PageWide XLシリーズ」は、カラーとモノクロを画期的な速度でプリントすることが可能なため、これまでモノクロ高速機とカラーインクジェット機2台を必要としていた業務を1台で行える。
 新製品の特長は以下の通り。
・くっきりとした線、2ポイントのテキストの再現、なめらかなグレースケール、鮮やかなカラープリント
・スキャナーに、高精度な背景除去など新機能を搭載(「HP PageWide XL 5100 MFP」のみ)
・ISO 11798認証のHP PageWide XL顔料インクで長期保存、耐光性/耐水性(*6)を実現
・AES-256、Secure Disk Erase、IPSecによる自己暗号型HDDでデータの安全性を支援
 さらに、「HP PageWide XLシリーズ」向けに、生産性向上のための新しいソフトウェアソリューションをオプションで提供する。
 「HP SmartStreamソフトウェア」は、2つの新しいモジュールを提供する。1つは「Document Organizer」で、OCRテクノロジーを活用して大容量ファイルのファイル名を自動的に変更できるため、ジョブ管理時間の大幅な節約が可能。もう1つは「Pixel Analysis」で、ジョブのピクセルカバレージを利用してプリント前に正確な見積額を算出できる。「HP SmartTrackerソフトウェア」は、ユーザーがプリントコストを管理し、精算できるようにするツール。
 また、「HP PageWide XL 5100 MFP」に搭載の「HP HD & SD Pro スキャナー」には、オペレーターの生産性向上、画像品質向上、背景除去機能などの新機能が搭載されている。
製品名                      希望小売価格(税抜)    販売開始日
HP PageWide XL 5100                       5,780,000円                      2月22日
HP PageWide XL 5100 MFP               6,280,000円                     2月22日

*1:CADおよびGIS向けの現行のワークグループ大判プリンターを対象にした社内分析に基づく。ワークグループ大判プリンターとは、A1サイズの印刷速度が3枚/分未満で、価格が1万米ドル未満のカラープリンター。
*2:「HP PageWide XL 5100シリーズ」の印刷速度は、A1サイズで20枚/分。これに対し、従来の「HP PageWide XL 5000シリーズ」はA1サイズで14枚/分。
*3:Whitelisting機能は2018年半ばに提供開始予定。
*4:PS(PostScript)搭載モデルまたは、オプションの「HP DesignJet PostScript/PDFアップグレードキット」の購入が必要。Adobe PDF Print Engine (APPE)はアドビの高速、高信頼プリンティングプラットフォーム。バージョン4ではパフォーマンスの効率化と画期的なレンダリング機能で、APPEの先進的なプリント複製をさらに向上。APPE 4により、ワークフロー効率が向上し、インクジェットプリントテクノロジーのイノベーションの潜在的可能性を活用。詳細は http://www.adobe.com/products/pdfprintengine を参照。
*5:「HP PageWide XL 5100シリーズ」を、ミッドボリュームのモノクロLEDプリンターとカラープロダクションプリンター(いずれも4万米ドル未満)の組み合わせと比較(2017年4月現在)。コストには、サプライ品およびサービスコスト、プリンター電力コスト、オペレーターコストを含む。テスト基準については hp.com/go/pagewidexlclaimsを参照。
*6:「Breach Level Index 2017 H1 Report」Gemalto調べ。

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