(株)ミマキエンジニアリングは、2017年11月にRimslow社から事業取得を行った捺染用の前後処理装置を自社製品ラインナップに加え、前処理機1モデル、蒸し機2モデル、洗い機1モデル、計4モデルを『Rimslow Series』として2018年10月より販売開始する。

 インクジェットプリンタで捺染を行う際、生地に薬剤を塗布してプリント時のインク滲みを防止する「前処理」、インクジェットプリンタでの「プリント」、プリントしたインクを定着させるための「蒸し」、生地に残った前処理剤や余分なインクを落とす「洗い」の4工程がある。それぞれの工程で使用されるプリンタと前後処理用の設備は、従来だと別々のメーカーから購入する必要があった。また、生地やインク、生産地によって変わる生産条件が、仕上がりの品質(インクの浸透度合、画質、濃度、染着性)を決める上で大切な要素のひとつとなり、この条件を決定するには多くのコスト・時間・知識が必要だった。

2018 05 15 mimaki2

 この度、前処理機、プリンタ、蒸し機、洗い機までを当社が完結したシステムとして提供することで、設備、推奨生産条件、ノウハウまで含めたトータルソリューション提案が可能となり、デジタル捺染ビジネスへの新規参入、事業内製化を容易に行えるようになる。また、ダイレクト昇華プリントの場合も従来は前処理済の生地を購入する必要がありましたが、『Rimslow Series』の前処理機を使用することで、前処理工程を内製化することができる。

 全設備をMimaki製品に統一することで、商品の品質に問題が発生した時の原因特定/解決の窓口がひとつになるため、生産におけるダウンタイムを最小限にしてコストと時間の無駄を削減できる。

2018 05 15 mimaki3

TA市場におけるMimakiのIoTについて 

 『Rimslow Series』とプリンタをネットワークでつなぎ、”生産条件管理”、”バーコードスキャンによる生産条件読み込み”、”生産データベースの可視化”の3 機能を実現するソフトウェア『Mimaki Job ControllerTM TA』を同時に発表する。

 また、『Rimslow Series』『Mimaki Job ControllerTM TA』を含めたトータルソリューションを、2018年5月15 日からドイツのベルリンで開催されるFESPA Global Print Expo 2018に参考出品する。

FESPA Global Print Expo 2018

【会期】2018年5月15日(火)~5月18日(金) 

【開催地】 ドイツ ベルリン

【会場】Messe Berlin(Berlin Expo Center City)

日本印刷産業連合会の検索サイト

【西日本を中心とした大雨の影響による配送遅延のお知らせ】
西日本を中心とした大雨の影響により、物流が大幅に遅延しております。地域によっては、月刊「コンバーテック」7月号および単行本のお届けが大幅に遅れる可能性があります。

ヤマト運輸HP
西日本を中心とした大雨の影響による荷受けの停止とお届けの遅延についてはこちら