(株)日本HPは、1台でリジッド(ボード素材)とロール素材へ直接印刷できるHP Latex初のハイブリッドプリンター「HP Latex R2000 Plus プリンター」を発売した。従来のロールtoロール専用だったHP Latexテクノロジーがリジッドに対応した。同製品により印刷事業者はサービスを高価値アプリケーションに拡充し、サインディスプレイ用途にとどまらず様々な用途向けにクリエイティブなアイデアやコンセプトを創造できるようになる。
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 HP Latex R2000 Plus プリンターは、新しいLatexインクと機構の採用により、従来のロール素材に加え、リジットへの鮮やかなカラー印刷を実現するHP Latex初のハイブリッドプリンター。また、透明素材や色付きの素材に光沢の美しい白色(*1)を表現できる革新的な「HP Latexホワイトインク」を採用。店頭広告、屋外看板、ウィンドウグラフィックス、イベントや展示会、装飾、カーラッピングなどの用途で利用可能。
 スチレンボード、発泡塩ビ、厚紙、プラスチック段ボール、プラスチック板、アルミニウム、木、ガラスなどのさまざまなリジッド印刷に圧倒的なスピードと品質をもたらす。厚いインクレイヤーで素材を完全に覆うUV印刷技術と異なり、HPの水性Latexインクはメディアの見た目や素材感をそのままに、無臭で環境にもオペレーターにも安全。
 「HP Latexホワイトインク」は、インクを循環させて沈殿を防ぐことで常に印刷可能な状態を保つ革新的なシステムを備えている。HP Latexホワイトインクは、時間がたっても黄変しない光沢のある高品質な白色を実現する。
 HP Latex R2000 Plus プリンターの特長は以下の通り。
・幅は最大2.5m、厚さは最大5cmまで対応 ・最大88㎡/時の高速品質 - 連続ローディング ・高精度なベルト駆動式システムを採用することで素材取り付け時の作業時間を短縮し、稼働率を最大化、また14に分かれた独立型自動バキュームで高精度の印刷が可能
・最大100kgのロール素材に対応 ・刷新されたHP Latexインクがリジッドに鮮やかな色彩と広色域を実現し、素材の光沢や風合いを損なうことなく無臭(*2)で印刷
・耐久性に優れた柔軟な水性インクで、新しいHP Latexオーバーコートによる優れた密着性と耐擦過性を実現(*3) ・硬化温度の低温化により幅広い素材に対応が可能
 希望小売価格(税抜)は4680万円(3年保証込みの価格)。
*1:光沢の美しいホワイトは、2018年1月に実施したHP社内テストにおけるUV硬化型インク技術を用いたHP Scitex FB750/FB550プリンターとの比較に基づいている。リジッド(アクリル)において60度でホワイトインクの光沢度を測定。光沢計測には、ISO 2813およびASTM D523に適合したBYKマイクロ-トリ-グロスのグロスメーターを使用してテストを実施(20°、60°、85°)。高い不透過率と耐黄変性は、2017年10月に実施したHP社内テストに基づいている。このテストでは、さまざまなラミネート未使用のリジッドまたは柔軟性のある基板に1ピクセル当たり1ドットのHP Latexオーバーコートを使用。黄変は、ホワイトインクを下地にしたサンプルのL*およびB*に基づいている。
*2:各素材は、それぞれ異なる臭気特性を持っている。素材の種類によって、印刷物のにおいに影響を及ぼす可能性がある。
*3:耐擦過性は、2018年1月に実施したHP社内テストに基づいている。このテストでは、粘着ビニルおよび塩ビバナーへの印刷において、HP Latex RプリンターシリーズとHP Latex 1500プリンターにHP Latexインクを使用し、代表的なハードソルベントインクを比較することで耐擦過性を実証した。HP Image Permanence Labによる様々な素材に対する予想値。

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