産業機器輸入商社の(株)イリスはドイツ・コンポジテンス社(Compositence社)の複合材料加工システムの販売を本格化する。
 航空・宇宙産業、自動車産業では軽量化や組立作業工数の削減のために、炭素繊維やグラスファイバーの需要がより一層高まっているが、複合材料は高価な上にリサイクルが困難で、その廃棄物の低減によるコスト削減策が求められてきた。
 コンポジテンス社ではこのような顧客ニーズに対応するべく、炭素繊維などの複合材料を用いて無駄を抑えた成型が可能な装置を開発した。同社の日本総代理店であるイリスは、ロボットで成型する従来の3Dタイプに加えて、シート状のスタックを作製する2Dタイプの販売を本格化した。
SnapCrab NoName 2018 8 29 8 42 5 No 00 R 成型システムは細長いテープ状の炭素繊維を専用ヘッドで重ねるように配置して成型する。従来のシートから型で抜く、または形状に合わせて切断するなどの方法とは異なり、より自由な形状成型を可能にすると同時に、従来の方法では40%も発生していた廃棄物を2%まで削減することにより、コストを大幅に削減できる。
 コンポジテンス社はドイツ航空宇宙センターのほか、韓国科学技術院にも3Dシステムを納入しており、近くフラウンホーファー鋳造・複合材料・プロセス技術研究所にも3Dシステムを納入する予定。

日本印刷産業連合会の検索サイト