2019 02 06 nntt at NTTアドバンステクノロジ(株)は、光学接着剤の製造で培った屈折率制御技術を活用して無溶剤系高屈折率ナノインプリント樹脂#18247を開発し、2019年4月から販売開始する。

 これまでの溶剤系高屈折率ナノインプリント樹脂は、溶剤を揮発させる加熱工程が必要であったが、今回開発された製品は無溶剤であることから、加熱工程なしにナノサイズのパターンを形成することができる。

 同製品は、2月5日(火)から7日(木)までの間、サンフランシスコで開催される「Photonics West 2019」にて招待講演を行うとともに、出展を行う。

■開発に至った経緯

 光学接着剤製造において屈折率調整技術は必要不可欠であり、さらなる高屈折率化と低屈折率化の技術開発を進めてきた。同製品は、無機ナノフィラー(*1)を添加することで透明性を維持しつつ、さらなる高屈折率化を実現することが可能になった。加えて、無溶剤化により、従来の溶剤系ナノインプリント樹脂では不可能であった厚膜化を実現でき、幅広いニーズに応えることができる。

■特徴

 従来の溶剤系ナノインプリント樹脂#18210は、成膜後に加熱工程が必要であった、同製品は成膜後の加熱工程が不要になった。厚膜においても可視光領域で高い透明性を有している。

■適用例

 ナノインプリント用樹脂(*2)として溶剤系に加え、無溶剤系も選択できる。

*1:無機ナノフィラー:高屈折率材料として用いられる無機酸化物のナノメートルサイズ粒子

*2:ナノインプリント用樹脂:基板(基材)にパターンの型を押し当てることで微細加工する技術