日立化成(株)は、食品包装ラップフィルムの新製品「業務用 抗菌日立ラップ ブルータイプ」を発売した。製品は、同社の青色ラップ「業務用 日立ラップ ブルータイプ」(2013年発売)に無機抗菌剤を配合したもので、ラップに付着した細菌を24 時間で99%以上低減できる(*1)。なお、同製品は、2018年11月に、食品包装ラップフィルム分野において、日本で初めてHACCP 製品認証(*2)を取得した。

*1 一般財団法人ボーケン品質評価機構にて確認済です。本製品はラップに接触している部分の細菌を低減することはできるが、ラップに接触しない部分には抗菌効果は及びません。すでに食品の内部が細菌に汚染されている場合、抗菌効果は期待できない。

*2 オーストラリアに本社を置くHACCP International 社が食品の製造環境向上を目的に設けている、食品製造現場で使用される資材・備品を認証する制度。食の安全に対して優れた対応能力を持っていることを証明する認証として、国際的に広く認知されている。

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写真(左) 「業務用 抗菌日立ラップ ブルータイプ」、写真(右) HACCP製品認証マーク

 日立化成は、調理現場で食品にラップフィルムが誤って混入しても破片が見つけやすい、青色ラップ「業務用 日立ラップ ブルータイプ」を、2013 年に発売した。同製品は、破片が見つけやすいことや、透明なラップと使い分けができる点が評価され、これまで食品調理工場、介護施設、ホテルおよびレストランの厨房等、さまざまな場所で採用されている。

 2018 年6 月には食品衛生法が改正される等、食品を取り扱う現場には、より厳しい安全衛生管理が求められている。そこで日立化成は「業務用 抗菌日立ラップ ブルータイプ」を発売。製品は、新たに無機抗菌剤を配合したことにより、ラップに付着した黄色ブドウ球菌や大腸菌を24 時間で99%以上低減できる(表1参照)。

表1 抗菌日立ラップ ブルータイプの抗菌性能 (無加工品との比較)

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試験機関:一般財団法人ボーケン品質評価機構

試験番号:JNLA2017K0289 (発行日2018年3月5日)

試験方法:JIS Z 2801に準拠

抗菌活性値は2.0以上で抗菌効果あり

表中の数値は実測値であり、保証値ではない