東芝機械(株)工作機械機営業部(TEL.03-3509-0386)は、ターニングセンタTMDシリーズに摺動面仕様機をラインアップに追加し、基本仕様の改善を実施した。摺動面仕様機と14MPaの超高圧クーラントの組み合わせにより、航空・宇宙分野などで部品用途がある耐熱鋼インコネル718の高効率加工を提案する。
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<主な特長>
(1)摺動面仕様機をラインアップに追加
 同社ターニングセンタTMDシリーズは、高剛性、高精度、高応答性に優れ、一般鋼材への加工に適した仕様となっている。このたび、切削振動対応に優れ、高減衰性を高める摺動面仕様機をラインアップへ追加し、航空・宇宙分野などの部品加工で要求されるインコネル等の耐熱鋼への、より効率の良い加工提案が可能となった。
(2)耐熱鋼インコネルの高効率加工への対応
 インコネルをはじめとする多くの耐熱鋼は加工硬化性が高く、旋削加工時に発熱、流れ型の切りくずが発生するため、高効率加工には刃先冷却と切りくずの飛散防止対策が重要。今回、超高圧クーラントを刃先に吹き付けながら旋削加工することで、これらの課題を解決。さらに、加工方法の変更で、従来切削方法比で切削用チップ寿命を1.4倍以上に長寿命化し、耐熱鋼インコネルの高効率加工に対応。
(3)早送り速度の高速化
 TMDシリーズの早送り速度を、X軸早送りを12m/minから15m/min、Z軸早送りを10m/minから12m/minにそれぞれ高速化し、より効率の良い加工提案が可能に。
 なお、5月23日~25日まで同社沼津工場(本社)・御殿場工場で開催される「第17回東芝機械グループソリューションフェア2019」にて初出展する。