BASFの自動車補修用塗料のプレミアムブランドR-M®は、色測定技術を強化したCOLORTRONIC 12/6(カラートロニック 12/6)分光光度計を、近日日本で発売する。この分光光度計は、12光線による測定技術で、正確な色を識別し、完全な一致率を実現する。簡単な操作とWi-Fiを介したワークステーションへのデータ送信により、ワークフローが高速化される。最新のソフトウェア、Color ExplorerとShop Master を使用することで、測定結果からより正確に調色できるようになる。欧州での発売に際しては、2016年の国際R-Mベストペインターコンテストで優勝したベリー・コーイマン氏による、次世代カラーツール COLORTRONIC 12/6のデモンストレ―ションが報道関係者に向けて行われた。

より正確な測定結果
 R-M®のCOLORTRONIC 12/6分光光度計は、まったく新しい測定技術に加えて、新しいハードウェアとソフトウェアを特徴としている。12光線による測定により、さらに正確な測定結果が得られる。カラーカメラが、6枚のカラー写真に基づいてメタリック/パール仕上げを見分けることにより、ターゲットにより近いカラーに調整できる。大型ディスプレイは、測定対象物をビデオで鮮明に見ることを可能にし、その後、測定結果をWi-Fi経由でワークステーションに送信できる。
 新機能の1つは温度警告で、自動車が長時間直射日光にさらされていた場合に表示される。高温環境が測定自体に影響する可能性があるため、この機能によって色の測定の信頼性がこれまで以上に高まる。

ワークフローの迅速化
 COLORTRONIC 12/6は、操作の合理化と機能の追加に加えて、ユーザーフレンドリーな大型タッチスクリーンを特徴としている。測定データは、Wi-Fiを介してワークステーションに容易に送信できることから、ペインターは、顧客の車の入庫後すぐに、顧客の前で色測定を行うことができる。また、データベースに保存されたジョブを分光光度計にアップロードし、分光光度計で処理することもできる。

正確な調色のための新たに発明されたアルゴリズム
 ワークステーションでは最新のソフトウェアを使用して、COLORTRONIC 12/6によって測定されたデータを、既存のカラーデータベースと比較する。色は、カラーバーとして隣合わせに表示される。インデックスは、処方が測定された色と一致する割合を示す。測定した色にできるだけ正確に一致するように、色を調整することができる。新たに開発されたアルゴリズムは、ターゲット色に合わせた補正に役立つ。エキスパートビューでは、色をスペクトルカーブの形式で表示できる。

万が一に備えたサービスパッケージ
 デバイスの電源を入れるたびに、キャリブレーションが自動的に実行されるなど、装置のメンテナンスと信頼性も向上した。手動キャリブレーションは、月1回だけ必要。バッテリーの再充電も以前より速くなった。デバイスが破損した場合は、保証サービスが適用されるため、迅速な交換が可能。

 COLORTRONIC 12/6分光光度計の詳細は、5月16日~18日まで開催される「第36 回オートサービスショー2019」(東京ビッグサイト青海展示棟A ホール:ブース番号A-32)で、披露される。