東レ・ダウコーニング㈱(本社:東京都千代田区 / 代表取締役会長・CEO:桜井恵理子)は、硬さの異なる液状フロロシリコーンゴム2製品を発売し、製品ラインアップを拡充した。 

 今回発売した「Silastic FL 60-9201F-LSR」および「Silastic FL 70-9201F-LSR」は、液状射出成形機(LIM)での生産に対応した製品。同社では従来から硬さ20度および30度の製品を販売していたが、性能やコスト面での市場ニーズに対応する製品として、硬さ60度および70度の高硬度タイプをこの度発売した。これにより多くの自動車用部品でLIMプロセスの検討が可能になり、生産時間の短縮、バリレス成形、製造ラインの無人化により生産性改善に貢献する。

「優れた温度特性、耐油性を損なうことなく、液状シリコーンゴムの高硬度製品を今回発売したことにより、幅広いアプリケーションでフロロシリコーンの利点とLIMによる生産性のメリットをお客さまに享受いただけると確信しています。フロロシリコーンの耐燃料、耐油、耐溶剤、耐薬品性といった特性を活かし、高温から低温まで厳しい動作環境下で使用される幅広い自動車部品にご使用いただけます。また、液状ゴムの特長として精密な成形が可能となりますのでより複雑な形状の部品や、オーバーモールドへの検討も可能です」とオートモーティブマーケティングマネージャの坂巻満弘氏は述べている。

 今回発売した2製品は、Oリング、ダイヤフラム、メンブレン等に使用される高硬度タイプ(60度、70度)の製品で、従来のミラブルタイプのフロロシリコーンゴムと同様の用途に使用が可能。

 

【今回発売した液状フロロシリコーンゴム(F-LSR)】

• Silastic FL 60-9201 F-LSR:複雑な形状の成形に対応し、ダイヤフラム、メンブレン等に使用、LIMに対応 

• Silastic FL 70-9201 F-LSR:コンプレッションセットに優れ、Oリング等への使用、LIMに対応 

 ダウコーニングが50年前に開発したフロロシリコーンゴムは、耐燃、耐油性を求められる航空宇宙用途に使用されて以来、ダウコーニングは市場のニーズに応える製品・技術開発に注力してきた。今では、さまざまな硬度の液状フロロシリコーンゴムを取り揃え、幅広い自動車部品へと用途が拡大している。今回発売した高硬度タイプの液状シリコーンゴムは、ダウコーニングのイノベーションの一例。今後も製品・技術開発に注力し、市場の要求や顧客のニーズに応えるイノベーションを実現していく。

 

【第6回高機能プラスチック展に出展】

 同社ブース:東6ホール25-49

 会場:東京ビックサイト

 会期:4月5日(水)~4月7日(金)10:00-18:00

*最終日は17:00終了

 主な展示物

 液状フロロシリコーンゴム

 UV硬化潤滑コーティング剤

上記のほか、LEDライティング、自動車エレクトロニクス、ディスプレイ、プラスチックス

などさまざまな用途における最新のシリコーン技術や製品を展示する予定。

東レ・ダウコーニングについて

 東レ・ダウコーニング(www.dowcorning.co.jp)は、1966年、シリコーンおよびケイ素関連技術で世界をリードするダウコーニング社と、高分子化学のパイオニアである東レとの合弁により事業を開始。以来、ダウコーニングの日本市場における拠点として、50年にわたりシリコーンを中心とした高機能素材の研究開発、製造、販売に取り組んできた。膨大な研究蓄積を基盤に、マーケットニーズに即応したシリコーンを中心とした機能性素材の開発を行い、さらに顧客企業のグローバル化に呼応して、ダウコーニングとの協力体制のもと、世界各所において製品および関連サービスを供給している。

 

ダウコーニングについて

 ダウコーニング(www.dowcorning.com)は、ザ・ダウ・ケミカル・カンパニーの完全子会社で、世界で2万5千以上の顧客の幅広いニーズに、最適最善の素材、応用技術、サービスのトータルソリューションを提案する、シリコーン、ケイ素関連技術とその革新のグローバル・リーディングカンパニー。現在、Dow Corning® 、XIAMETER® の2つのブランドを通して、7千以上の製品およびサービスを提供しています。現在売り上げの半分以上が米国以外の国からのものである。ダウコーニングの経営は、化学製品と工程の安全と安定経営の厳格な規則を示すChemistry Council’s Responsible Care® initiativeに則っている。 

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 08月09コンバーテック8月号(本文32頁)掲載のウイル・コーポレーション/日本HPの記事で、タイトルに一部誤りがありました【訂正PDFはこちら】