(株)リコーは、プリンティングシステムの基幹部品として使われる産業用インクジェットヘッド「RICOH MH5421F」と「RICOH MH5421MF」の2製品を新たに開発。2017年6月からグローバルで受注を開始する。

 新製品はともに、同社独自のインク循環構造により、ノズル近傍までインクを常時循環させることで、ノズルの乾燥やインク粒子の沈降などを防ぎ、高い吐出安定性を実現。また、対応するインクの粘度の違いにより、「RICOH MH5421F」と「RICOH MH5421MF」の2製品から選べる。さらに、両製品と同社独自のステンレス接合技術により幅広い種類のインクに対応し、以下のシステムの信頼性向上を実現する。

沈降性の高いインク(顔料インク/ホワイト/メタリックなど)を用いたシステムでの信頼性が向上

・インクの乾燥を防ぎ、速乾性インクも使用可能

・液室内で発生した気泡を取り除き、不吐出からの自己回復性を実現

高画質と高生産性の両立を実現し、シングルパス方式での信頼性を向上

2017 04 19 ricoh1

2017 04 19 ricoh3

RICOH MH5421F/MH5421MF 

 

 近年、テキスタイル、ラベルパッケージ、建材タイルの製作に関わる産業印刷市場では、多品種小ロット生産や短納期など多様な顧客ニーズに対応するために、版製作が不要でフレキシブルな生産が可能なインクジェット印刷によるデジタル化が進んでおり、高精細・高生産性を実現するインクジェットヘッドが求められている。

 同社は、4月25日~27日まで、アメリカのフロリダで開催される産業印刷の見本市「InPrint」に出展し、新製品をはじめとする産業印刷ソリューションを紹介する。

日本印刷産業連合会の検索サイト

お知らせ

 08月09コンバーテック8月号(本文32頁)掲載のウイル・コーポレーション/日本HPの記事で、タイトルに一部誤りがありました【訂正PDFはこちら】