コンバーティングテクノロジーセミナー2019

CFRPからマルチマテリアルへ、軽量化と低コスト化を
実現させるためには?

 

<開 催 日>

<愛知会場>5月21日(火) 愛知県産業労働センター ウインクあいち

<東京会場>5月28日(火) フォーラムミカサエコ


講師:
近畿大学 理工学部 教授 西籔 和明 氏

 

自動車の軽量化に欠かせない熱可塑性CFRP
テープ貼り付けや融着接合などの加工技術が重要になってきています。
この分野では著名な西籔先生に、CFRPの特性と製造技術、アプリケーションなど 海外の最新事例をいち早く、エキサイティングに、わかりやすく解説して頂きます。
 

 熱可塑性CFRPは、CFRP特有の軽量かつ高強度、耐食性に優れていることに加え、生産性、耐衝撃性さらに再利用性に優れ、今後は輸送機器や産業機器等に大量に採用される可能性が高い先進的な材料であるため、近年非常に注目されています。しかし、自動車部材への採用や他の産業機器への用途拡大が期待以上に進んでいないのが現状です。熱可塑性CFRPに未来はあるのか?我が国の強みと弱みは何か?どう解決すべきか?
 本セミナーでは、CFRPについての基礎的な内容から、熱硬化性CFRPの適用事例として金属とのハイブリッド化の有効な産業機器への用途について紹介し、熱可塑性CFRPの材料や特性、量産化のための様々な製造技術、さらに熱可塑性CFRP特有の融着接合法について、欧州での最新事例と演者らが行った産学連携による研究開発事例を紹介し、今後の熱可塑性CFRPの用途拡大への解決策と自動車産業におけるCFRPの近未来を予測します。
  今回は、特に欧米での最新事例として、世界最大規模の複合材料に関する欧州での展示会や米国での自動車用CFRP展示会、さらに欧州での複合材料の国際会議で発表された最新の研究開発事例や技術情報をわかりやすく紹介していきます。

 

<プログラム>

1.CFRPとは?なぜCFRPか?

(1)熱硬化性CFRPの適用事例

(2)マルチマテリアルデザイン

(3)金属とCFRPのハイブリッド化

(4)CFRPの産業機器応用(インダストリアルCFRP

(5)ロボットワイヤーソー(RWS)による精密切断

 

2.熱硬化性CFRPと熱可塑性CFRP

(1)熱硬化性CFRPの利点と欠点

(2)熱可塑性CFRPが注目される理由

(3)これまでの熱可塑性CFRPとの違い

(4)熱可塑性CFRPの用途拡大を阻む理由

 

3. 熱可塑性CFRP材料

(1)熱可塑性樹脂の種類

(2)熱可塑性CFRP材料の製造方法

(3)熱可塑性CFRPの特性

(4)中間材料の各種製造方法とその長短所

 

4.熱可塑性CFRPの製造法

(1)加熱プレス成形と打ち抜き

(2)ハイブリッド射出成形

(3)自動テープ/ファイバ積層

(4)引抜き成形と押出し成形

(5)3Dプリンタによる成形とその材料

5.熱可塑性CFRPの融着および機械的接合

(1)熱硬化性と熱可塑性CFRPの接合法の違い

(2)熱可塑性CFRPの融着接合法の種類

(3)高周波誘導融着接合法

(4)超音波式融着接合法

(5)電気式融着接合法

(6)熱可塑性CFRPリベット締結法

 

6.熱可塑性CFRPの再利用技術

(1)破砕・粉砕および混練技術

(2)再生材の押出成形および課題

(3)再生材の加熱圧縮・加熱プレス成形

 

7.欧米での熱可塑性CFRPの最新技術動向

(1)JEC World 20162019展示会での話題

(2)ECCM-17ECCM-18会議での研究紹介

(3)ITHEC20162018会議での研究紹介

(4)SPE ACCE 2018展示会での話題

 

8.熱可塑性CFRPの課題と今後のCFRP応用展望

9.個別技術相談

 

受講対象

フィルム、プラスチック、繊維などの製品の設計・製造の技術者や企業経営者 材料および製造装置などの設計・製造の技術者や企業経営者 材料や装置の商社、コンサルティング、研究者、学生など

材料および製造装置などの設計・製造の技術者や企業経営者

材料や装置の商社、コンサルティング、研究者、学生など

 

●本セミナーで得られる知識

・熱硬化性CFRPと熱可塑性CFRPの特徴
・熱硬化性CFRPの産業用途事例
・熱可塑性CFRPの材料特性
・熱可塑性CFRPの多様な製造技術
・熱可塑性CFRPの融着接合技術
・熱可塑性CFRPの欧米の最新技術動向

 

講師プロフィール

<略歴>

1988年 近畿大学大学院工学研究科 機械工学専攻 博士前期課程修了、大阪府立工業高等専門学校 機械工学科 講師・准教授を経て、1999年 大阪大学大学院 工学研究科 生産科学専攻 博士後期課程修了、博士(工学) 1999年〜2000年 ベルギー王国カトリックルーベン大学 金属・材料工学科 客員教授。2010年より近畿大学 理工学部 准教授、2016年より近畿大学 理工学部 教授、現職に至る。材料と加工の複合化、先進材料の加工学、金属粉末射出成形のマイクロ化などに従事。現在、日本複合材料学会関西支部長、日本材料学会複合材料部門委員長。理工学部地域連携先端研究教育センター「近大ものづくり工房」センター長。東大阪モノづくり体験塾代表。

 

■スケジュール

受付開始 9:20〜

講演時間 10:00〜17:00

※昼休み12:00〜13:00

■受講料(テキスト付き)

●「コンバーテック」定期購読者
  関西コンバーティングものづくり研究会会員
  ウェブハンドリング技術研究会会員

  1名様 30,000円(税別)

●一般 1名様 35,000円(税別)

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