コンバーティングテクノロジーセミナー2018

車載ディスプレイの3D・曲面化動向と材料、加工技術

 

<開 催 日>

<大阪会場>9月14日(金) 大阪科学技術センター 会議室

<東京会場>9月28日(金) エッサム神田ホール1号館・3階大会議室


講師:
Ukai Display Device Institute 鵜飼 育弘 氏
 

 人と車のインターフェース・デバイスとして、本セミナーでは車載用ディスプレイとタッチパネルを取り上げる。まず、学会・展示会からみる車載ディスプレイの動向と今後の方向性を解説する。テレビやスマートフォンなど民生用と車載用の違いを、開発期間、信頼性、供給義務等の面から述べるとともに、人の命に係わるデバイスとの認識を新たに喚起する。次に車載用タッチパネルの要求性能を概説する。

 車載用ディスプレイおよびタッチパネルの市場は、今後大きく成長が期待される分野であり、部材メーカーにとって大きなビジネスチャンスを掴むために要求性能と開発状況の把握は必修である。どのように取り組めば付加価値が見いだせるかの秘訣も伝授する。

 著者は世界で初めて民間航空機(B-777)用コックピットディスプレイおよびキャビンエンターティメント用TFT-LCDのR&Dから量産まで従事した。過去、数十年にわたるこの分野での実践を通して得られた知識や知恵を基に、最新の技術を分かりやすく紐解く。材料部材および加工メーカーやの技術者や営業および管理等、幅広い分野の方々の受講を前提にプログラム等作成した。

 セミナーで取り扱う技術情報は、ディスプレイの国際会議SID2018およびIDW2017やインターネプコン2018等の展示会で公開された技術を中心に分かりやすく解説する。

 

講演内容

1. 学会・展示会から見る車載ディスプレイの動向と今後の方向性

  1.1 車載用と民生用の違い

  1.2 コックピット用ディスプレイと要求性能

  1.3 直射日光下での視認性対応技術

  1.4 HUD(ヘッドアップディスプレイ)

  1.5 キャビンエンターテイメントディスプレイと要求性能

  1.6 車載用AMOLEDの動向

  1.7 3D、曲面化対応

  1.8 自動運転を支える・求められるディスプレイ技術

  1.9 車載用ディスプレイの市場動向

2. 車載タッチパネルの開発動向と構成部材への要求機能

  2.1 車載用タッチパネルの要求性能

  2.2 車載用タッチパネルの実用化と開発動向

  2.3 構成部材への要求性能

   2.3.1 低反射化技術

   2.3.2 虹むら(rainbow)対策

   2.3.3 光学貼り合わせ材料とプロセス

   2.3.4 モスアイフィルム

  2.4 フレキシブル化と構成部材への要求性能

  2.5 車載用タッチパネルの市場動向

 

3.フレキシブルディスプレイと求められるマテリアル開発

  3.1 フレキシブルディスプレイ比較

  3.2 薄膜トランジスタ(TFT)と基板材料の要求性能

  3.3 透明電極材料、配線材料としての導電性インク、薄膜トランジスタの要求事例

  3.4 バリア膜、封止材料の要求事項、開発動向

  3.5 現状のフレキシブルOLED製造法の課題

4. FPD市場における付加価値の創造

  4.1 市場、技術変遷

  4.2 集積化。In-Cell化

  4.3 「儲かってなんぼ」

5. まとめ

 

講師プロフィール

1968年 大阪大学卒業、同年ホシデン(株)入社

1979年から主にトップゲート型a-Si TFT-LCDのR&Dおよび事業 化に従事。

1989年Apple Macintosh potableに世界で初めて10型モノクロ反射型のa-Si TFT-LCDが採用された。

    世界で初めて民間航空機(ボーイング社777)コックピット用ディスプレイとしてTFT-LCDが採用された。

    スペースシャトルの コックピット用ディスプレイとしても採用された。

    Du Pontとa-Si TFTとSeによる直接変換型X線ディテクタ(FPD:Flat Panel Detectorを開発実用化.

1999年東京工業大学から工学博士号授与される。同年3月退職

(退職時開発技術研究所参与)。

1999年 ソニー(株)入社STLCD技術部長としてLTPS TFT-LCDの量産立ち上げに従事。

       世界で初めてガラス基板上にLTPS TFTによるシステム・オン・パネルの量産。

    2002年からモバイルディスプレイ事業本部担当部長及びコーポレートR&Dディスプレイデバイス開発本部
    Chief Distinguish Engineer として、技術戦略・技術企画担当。

       In-Cell化技術を学業界に提唱し事業化を推進した。

2008年3月 ソニー(株)退職

2008年4月から現職

九州大学大学院、大阪市立大学大学院非常勤講師歴任

矢野経済研究所 客員研究員

応用物理学会シニア会員 Society for Information Display Senior Member

 「薄膜トランジスタ技術のすべて」「実践ディスプレイ工学」など著書多数

 

■スケジュール

受付開始 9:30〜

講演時間 10:00〜16:30

※昼休み12:00〜13:00

■受講料(テキスト付き)

●「コンバーテック」定期購読者
  関西コンバーティングものづくり研究会会員
  ウェブハンドリング技術研究会会員

  1名様 30,000円(税別)

●一般 1名様 35,000円(税別)

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