C口NVERTECHC口NVERTECHCDNVERTECH CDNVERTECH CDNVERTECH C口NVERTECHCDNVERTECH CDNVERTECH CDNVERTECH コンバーテック 2025. 468硬質クロムめっきとフッ素樹脂を複合させたテフ・ロックの技術が施された製品。手前は食品機械向けターレットナイフロールの加工は繊細な技術が求められる光学干渉式による浮上量データ。右側のピークが浮上搬送装置の表面、左側のピークがウェブの表面で、ピーク間で□間があり浮上していることが分かる駆動型浮上搬送デモ装置 (ウェブ:厚み75μmのPETフィルム)多孔質セラミックス浮上搬送装置、スペースを有効活用する特殊形状に対応の原因になることもあり、一般的に良いイメージを持たれていない。だが、このクラックが生じることを逆手に取り、クラックの中にフッ素樹脂を含侵させる発想でテフ・ロックは生まれた。樹脂の焼き付きやこびり付きの防止、材料の付着防止などの効果が認められ、幅広い分野で採用されている。 同社は多孔質セラミックスを用いてフィルム・シートなどのウェブを空気で浮上させながら非接触で搬送する「浮上搬送装置」を初出展した。 浮上搬送装置はウェブを搬送する際のローラーとウェブの摩擦力で発生しやすいシワや折れ、低張力での搬送時に起きるローラーのスリップによるキズを防止する用途で利用されている。浮上搬送装置の材質に多孔質セラミックスを採用する利点について担当者は「セラミックスは絶縁体で、優れた 同社は、塗工機に欠かせないナイフロールの製造も得意とする。膜厚の調整など高精度な塗工のカギとなるナイフ部は非常に繊細な加工が求められる。担当者は「クロムめっきは硬いだけに、めっき後に割れたり欠けたりするリスクが高い。研磨で仕上げる前の手入れが非常に大事で、全て手作業で行っています」と話していた。黒崎播磨(CONVERTECH)耐摩耗性を有するため、バッテリー向けの銅箔など高付加価値なウェブを搬送する際、万が一セラミックスが欠けたり粉が落ちたりしても性能に影響を与えず、なおかつウェブと接触した場合も発塵物を抑えられます。また、当社は緻密なセラミックスに関する高度な技術・ノウハウを持っており、その中で多孔質セラミックスは他のセラミックスと比べて加工性に優れた材料に当たるため、ローラー形状だけでなく複雑形状も製作可能です。今後は低コスト化に向けて、ローラーのうちウェブが搬送される一部分のみを切り取ったような形状など、スペースを有効活用でき装置のコンパクト化につながる形状にも対応できる点をアピールしていきたいですね」と話す。 幅広い多孔質セラミックスのラインアップの中で同社はワラストナイト質を母材としたAHを推奨しており、平均気孔径は約2μm、気孔率は約20〜25%。担当者によると、エアー流量は供給エアー圧力が0.3MPaで110L/min(本体
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