CDNVERTECH C口NVERTECHCDNVERTECH CDNVERTECH CDNVERTECH CDNVERTECH CDNVERTECH CDNVERTECH C口NVERTECH71画像検査装置と粘度コントローラー間でデータを共有真空式シール強度測定器。袋などをケースに入れて減圧する自動インキ追加機能付き 粘度コントローラー生体用電極向けスクリーン印刷シート画像検査装置と粘コンのコラボで色補正を 自動化ダックエンジニアリング、New IWASHO(CONVERTECH)帝国通信工業(WELL-BEING TECHNOLOGY)コントロールしやすいというメリットがあります。また、プラズマ処理においても当社は各材料に最適な官能基の組み合わせを提案できるので、コロナ処理では密着性の効果が出にくいような機能性フィルムにも貢献します」 同社のコロナ処理機は全世界で約2万台納入されており、顧客からの要望があれば幅10mを超える基材向けの処理機にも対応可能だという。展示会では、新規の顧客に向けて、汎用性が高く、ランニングコストが基本的に電気のみといったコロナ処理の魅力を広めていた。 ダックエンジニアリング(DAC)のグラビア印刷用画像検査装置とViscon Japan製の粘度コントローラーを組み合わせることで、オンラインで印刷物の色補正を行うという提案をしていた。検査カメラで撮影した印刷物の色濃度を計測し、粘度コントローラーの粘度数値と比較して、補正が必要な場合には粘度コントローラーへ溶剤の補正量の指示が送られる。従来、これらの装置は独立して制御しているため、「検査の段階で確認できるのは色濃度の違いだけで、最終的にはオペレーターが印刷したフィルムを切り出して目視で色の確認を行っています。自動化が可能になったことで従来よりも省力化に貢献できます」(担当者)とし、グラビア業界では世界初の試みだとPRする。 また、Viscon Japanは「自動インキ追加機能付き粘度コントローラー」も初披露。印刷に使用するインキの量が減少すると補充用インキタンクから自動でインキが供給されるシステムであるが、印刷用インキを少容量のタンクで管理することで循環を良くし、適正な粘度管理が行えるという。「例えば40L程度のタンクの中身が20Lになったところで補充用タンクからインキを10L追加します。粘度の差が大きくならないよう、少しずつインキを足すことで粘度を安定させコンバーテック 2025. 4ます。タンクの設計も残肉を減らせるような設計になっています」(担当者)とのことだ。 製袋機メーカーのNew IWASHOで販売を行っている「真空式シール強度測定器」は、極東高分子が製造する装置で珍味、菓子、水物、レトルトなどの袋や、麺類のカップ容器、プリン、ヨーグルト、チーズの容器の蓋材などのシール強度、耐圧・内圧強度が測定できる。ブースではナイロンフィルムの袋を用いて測定のデモンストレーションを行っていた。測定したい袋に吸気付きシーラー器(別売り)で、大気圧と平衡となる量のエアを注入してシール後、ケース内にセットし真空ポンプで減圧する。真空到達速度は0.09MPaで、破裂したときの減圧度でシール強度の良否判定を行う。 体の状態をモニタリングする使い切りタイプの生体用電極向けスクリーン印刷シートを紹介した。体に貼るだけで微弱な生体信号を読み取る生体センサーで、筋電や心電、脳波測定などへの応用を見込む。 同社の強みであるフィルム印刷技術と成形・加工技術を生かして開発。スクリーン印刷の多層化技術で、信号ラインの周囲にシールド層を形成。外来ノイズを受けにくく、微弱な
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