コンバーテック2025年4月号_見本
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C口NVERTECHC口NVERTECHCDNVERTECH CDNVERTECH CDNVERTECH C口NVERTECHCDNVERTECH CDNVERTECH CDNVERTECH コンバーテック 2025. 472肌触りのよい装着感に配慮した「tesa EasySplice」専用移動架台付きの「PEX-12」(エアシリンダー仕様)軟包装や高機能分野にも最適な オートスプライス用テープウェブ両端をピンチして蛇行修正、既存装置に搭載可能東洋機械(CONVERTECH)慮した。粘着剤は使用しておらず、糊のはみ出しによるべたつきが生じることはない。担当者は「1回の使い切りタイプのため、電極のメンテナンスが不要な点、また衛生的に使用できる点がメリットです」と話していた。 製紙の生産工程向けに販売をスタートし、新聞や商業印刷などに採用が広がっていったというRoll to Roll向けオートスプライス用テープ「tesa EasySplice」は、「原反のつなぎ作業の失敗が少なく、材料ロスも削減できる画期的なスプライステープとして実績を重ね、多くのお客様に長くご愛顧いただいています」(担当者)とのことだ。 従来、基材をつなぎ合わせる際には両面テープと片面テープなど複数のテープを使用しており、作業に時間がかかったり、貼り合わせた箇所に厚みが出たりして、後工程や機械に影響が出るという課題があった。ブースではフィルムのスプライスのデモンストレーションをしながら、同テープ1つで誰でも簡単に作業でき、生産効率の向上などに貢献するアイ生体信号の測定ができるようにした。 身に着けたまま生体情報を検出できるウェアラブルセンシングデバイスの開発が近年、急ピッチで進んでいるが、装着感の低減が課題となっている。同製品は肌に触れる表面を発泡材料で覆い、柔らかいスポンジ状にすることで心地よい肌触りの装着感となるよう配テサテープ(新機能性材料展)テムとして来場者へアピールしていた。 同テープは現在、グラビアやフレキソ、高機能フィルム加工などの製造現場へと活用の場を広げている最中だと話す。「原反同士をミスなくスプライスさせるにはテープの粘着剤との相性もあるので、アクリル系やゴム系などの適切な粘着テープを選定すること、また紙管止めテープについてはフィルム側には強粘着・コア側には再剥離性のある粘着テープを選定するなど、用途に合わせて様々なテープ製品を提案しています。特にフィルムでは、スプライス後にテープの粘着剤がスプライス部の端からはみ出さないこと、作業性を保ちつつテープ自体の厚みも薄くする仕様が求められるなど要求は高いですが、お客様の声を集めて製品開発に取り組みながら、新たな市場へ展開していきたいですね。また、今回の展示品以外にも環境配慮型テープ、安全対策用のラインテープ・滑り止めテープ、ガイドローラー等へ巻く滑り止め効果があるテープや、逆に滑り助長効果が得られるテープなど様々なラインアップがあり、粘着テープのことでお困りであればいつでも相談ください」としていた。 蛇行修正機・シワ取り機器の専門メーカーである同社は、ピンチエキスパンダ「PEX-12」を出展した。PEX-12はフィルム・シートなどのウェブを搬送中に発生しやすい蛇行や縦ジワを除去する拡幅・シワ取り機器。ウェブの両端をそれぞれ可動ローラーと固定ローラーの2本で摘まみ、進行方向に対してローラー角度を調整することでウェブを外向きに拡げる力が生じ、瞬時に高精度なシワ取り効果が得られる。また、PEX-12に専用の移動架台を取り付ければ、内蔵された反射型光電センサーがウェブ両端を検知し、待機位置からウェブ位置へ移動しシワを取るという一連の動作がボタン1つで完了する。 PEX-12用ローラーの材質は一般的なウレタンゴムだけ`

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