コンバーテック2025年4月号_見本
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ヽ・, . も一、-..、ィ_竺.、CDNVERTECH C口NVERTECHCDNVERTECH CDNVERTECH CDNVERTECH CDNVERTECH CDNVERTECH CDNVERTECH C口NVERTECH-=— . Iべ..ヤ•• -..'一、=-. 75PACKERS社製ダイカット装置のデモ機とそれを用いた各種サンプル品ハイガスバリアフィルム「MS-F Series」 (緑色の部分は保護フィルム)韓国発の低コスト型ダイカット装置を国内へ拡大ペロブスカイト太陽電池向けハイガスバリアフィルム、熱伝導性粘着シートもProDeed(CONVERTECH)リンテック(新機能性材料展)屋外で使用する場合にはガスバリアフィルムの他に耐候性を有するフッ素フィルムとの併用が必要で、会場ではフッ素フィルム/OCA(光学透明粘着剤)/MS-F Series(MS-F2050PAN)の3層のフロントシートも紹介。総厚200μmで高光線透過率、低ヘイズ、 覚障害者の移動を支援する社会インフラですが、敷設には大幅なコストを要するため、屋外内を含め十分に整備されているとは言えません。視覚障害者から行政に点字ブロックの敷設を訴えるのも容易ではありません。視覚障害者が気軽に持ち運ぶことができ、必要な時に必要な場所で使用できる同製品を開発しました」と担当者。 各種ダイカット装置を手掛けるPACKERS社(韓国)の国内総代理店であるProDeedは、ヨーグルトやカップラーメンの蓋材、エンジンオイルやコーヒーボトルのインモールドラベルをカットする、Roll to Roll搬送方式のダイカット装置を提案していた。 担当者は、PACKERS社製ダイカット装置の特長として、コンパクト(本体の基本外形寸法:W1220×D2380×H1820mm)かつシンプルな構造、安価な打ち抜き型(ダイ)の採用によるコスト低減、タッチパネルでの簡単な操作・メンテナンス性を挙げている。 基材はアルミ箔、プラスチックフィルム(PP,PE,PET: アルミ蒸着フィルムも可)、紙を対象としており、最大基材幅はインモールド成形用フィルムおよび紙が1000mm、アルミ箔およびフィルムが700mmで、厚みはアルミ箔、フィルムが30〜200μm、紙が最大1mmまで対応している。 「デモ機では最小幅300mmの厚み105μmの紙基材を 4カ所のダイでカットしています。基材にもよりますが、コンバーテック 2025. 4ショット数は毎分約150〜300です。お客様の要望や用途に合わせて本体のサイズやダイの数をカスタマイズできます」(担当者)。 国内の展示会では今回が初出展となり、今後年間約5台の販売を目標に掲げている。担当者は「PACKERS社製ダイカット装置は海外でこれまで約1500台が納入されており、世界的に高いシェアを持っています。展示会では、他社と比べて低コストながら高品質なPACKERS社製の性能を実感していただき、知名度アップにつなげていきたいです」とPRしていた。 「水に弱いペロブスカイト太陽電池の最外層に構成されるフロントシールに」とアピールしていたのはハイガスバリアフィルム「MS-F Series」。「MS-F2050PAN」は、厚み50μmのPETフィルム表面にセラミックなどの無機物を均一に塗布した数百nm厚のバリア層により、水蒸気透過率5.0×10−4g・m−2・day−1のハイバリアを実現。光線透過率は88%、ヘイズは1.0%、ほぼ無色のニュートラルな色相で、フレキシブル性、耐熱性も兼ね備える。新機能性材料展 2025で初披露された「MS-F3050PAN」(開発品)は、さらにバリア性が高く、水蒸気透過率5.0× 10−5g・m−2・day−1。 ペロブスカイト太陽電池は屋内の光でも発電でき、その場合のフロントシールはガスバリアフィルムのみで事足りる。ヽ

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