2016 10 14 toppan fトッパン・フォームズ(株)は、従来よりも剥離しやすく、剥離後の用紙の丸まりを軽減するなど機能向上を大幅に図った新タイプ配送用ラベル「EX フォーム Type-SL」を発売した。専用の製造ラインをトッパン・フォームズ東海(株)の静岡工場内に構築して製造する。このラインでは、箱との接着面となる2層目に樹脂塗工によるフィルム層の形成を行う。これにより複数層を重ね合わせるラベルの生産工程をワンストップ化して、生産効率を大幅に向上、従来品より約2割のコスト削減を実現した。また、ラベルは剥がした際に透明フィルムが箱表面に残る構造となっており、箱表面のデザインを損ねることがない。物流業界で導入が進んでいる配送用ラベル自動貼り付け機にも対応できる。

 

【背景】

 インターネット通販の拡大に伴い、宅配便の取り扱い個数は年率23%ペースで増加しており、2014 年には36.6 億個であった取り扱い個数が、2020 年には41 億個*まで増加すると予測されている。また、通販会社や、オムニチャネル戦略を推進する百貨店やスーパーマーケット、家電量販店などの小売店もEC 用の配送ラインを独自に構築し、物流効率の向上を図っている。そのような状況下で、梱包・配送作業の効率化やコスト削減のため、物流ラベルの白紙化(白紙からの全面印刷)、自動貼り化が進んでいる。

 トッパンフォームズは、宅配物や航空手荷物などの用途に合わせたラベルの開発・製造を強化している。今回のラベルを運送業界や通信販売を手掛ける小売業界などへ拡販し、3年間で5億円の売り上げを目指す。

引用元:みずほ産業調査 vol.53

 

【特長】

1. 剥がし口が開けやすく、はく離後の用紙の丸まりを軽減するなど機能が大幅に向上

ニス塗工パターンの改良により接着力を制御することで、1 層目のはく離用紙の開封しやすさ向上や、剥離後の用紙の丸まりを軽減

2. 透明フィルム形状により、箱表面の意匠性を保持

樹脂塗工で形成した透明なフィルム層により、貼付しても箱表面のデザインを損なわない

3. ラベル自動貼り付け機での効率の良い運用を実現する独自加工

スリット部分に折れ曲がりを防止する独自加工を付与することで、装置トラブルを未然に防止