特殊ポリマーの世界的サプライヤーであるソルベイは、高機能サルホン系樹脂の生産能力を今後5年間で35%以上増強する計画であることを発表した。この生産能力拡大は、アメリカとアジアにある工場への大型投資と工程の最適化により実現するもの。ユーデル® ポリサルホン(PSU)、レーデル® ポリフェニルサルホン(PPSU)、ベラデル® ポリエーテルサルホン(PESU)などの製品群を提供するソルベイは、過去10年間で同様の施策を実施し、すでに12,000トンを超える生産能力に至っている。
 「ソルベイはサルホン系樹脂分野を確立した先駆者として、50年以上前にユーデル® PSUを発表しました」とソルベイのSpecialty Polymers Global Business UnitでPresidentを務めるAugusto Di Donfrancesco氏は述べている。「当社はこれまで築いてきた伝統とリーダーとしての地位に大きな誇りを持っています。現在でも、拡大する業界のニーズに対応し、世界中のお客様により良いサービスを提供するために、生産部門への投資を続けています」
 米国オハイオ州のMarietta、インドのPanoliにある工場でのサルホンポリマーの生産に加え、成長著しい市場のお客様へ製品供給の安全性を確保するため、ソルベイはPanoli工場の敷地内でサルホンモノマーも製造しており、また米国ジョージア州Augusta工場でも同様にサルホンモノマーを製造している。