2020 10 16 nihonpaint0 日本ペイントホールディングス(株)は、グループ会社で、建築用塗料を手掛けている日本ペイント(株)が、可視光応答形光触媒を採用した水性塗料(試験用)の塗膜表面に接触させた新型コロナウイルスの不活性効果を確認した。
 世界保健機関(WHO)の感染症調査機関の認定を受けた、ガーナ大学医学部附属野口記念医学研究所(所在地:ガーナ国アクラ、以下NMIMR)との共同研究の一環としての実証実験で、塗膜表面に接触させた新型コロナウイルスの不活性効果を確認した。なお、本実験は実験室で行われたものであり、結果は実商品や実使用環境での効果を示すものではない。

【実験結果】
 ガラス表面に接触させた新型コロナウイルスと、塗膜表面に接触させた新型コロナウイルスを比較すると、ガラス表面に対して、塗膜表面に接触させた新型コロナウイルスが99%以上減少する効果を確認した。

【実験概要】
試験塗料:可視光応答形光触媒採用水性塗料(試験用)
対象ウイルス:新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)
実験方法:試験塗料を塗布した試験片に、新型コロナウイルスを含むウイルス液を接種し、ペトリ皿でカバー後、蛍光灯を照射した。12時間後にウイルスを回収し、RT-qPCR測定を実施し、そのCt値(Threshold Cycle)より、新型コロナウイルスの残存率を算出
残存率(%):1/2ΔCt ※ΔCt=塗料試験片上Ct値-ガラス上Ct値
実施場所:NMIMRのバイオセーフティーキャビネット内にて実施
実験結果:12時間後、ガラス表面に接触させた新型コロナウイルスと、塗膜表面に接触させた新型コロナウイルスを比較すると、ガラス表面に対して、塗膜表面に接触させた新型コロナウイルスが、99%以上減少する効果を確認

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