宇部興産(株)は、4月30日開催の取締役会において、2021年10月1日を効力発生日として、会社分割(簡易新設分割)により設立する同社100%出資の子会社 UBEエラストマー(株)(ゆーびーいーえらすとまーかぶしきがいしゃ。以下、「新会社」)に合成ゴム事業を承継させること(以下、「本会社分割」)を決議した。なお、本会社分割は、同社単独による簡易新設分割であるため、開示事項・内容を一部省略して開示している。
 宇部興産の合成ゴム事業は、2021年、千葉石油化学工場における合成ゴムの製造開始から50周年を迎えるが、近年、需給の緩和等により採算が低迷している。こうした状況に対し、独立した法人として採算管理を徹底し意思決定の迅速化を図るとともに、合成ゴム関係者が決意を新たに、一丸となって効率化を図り収益性を回復させ、今後も顧客のビジネスの成功と成長に貢献するために、この度、研究開発・製造・販売を含む合成ゴム事業を分離・独立して運営することにした。
 宇部興産の合成ゴム事業は、千葉に加え、タイ、中国、マレーシアの4つの生産拠点から、世界各地の顧客に製品を納めている。合成ゴム事業は、化学の事業ポートフォリオの一角を占める重要な事業であり、分離・独立後もそのポジションに変わりはない。