PTMG(ポリテトラメチレンエーテルグリコール)は、反発弾性や耐摩耗性等の特徴から、ポリウレタン弾性繊維(スパンデックス)等に伸縮性を付加する素材として使用されているが、今回、三菱ケミカル(株)は、植物由来の原料を使用して製造するBioPTMGを開発し、提供を開始した。
 BioPTMG は、石油由来のPTMGの性能と同等の反発弾性、耐摩耗性、耐加水分解性、低温での柔軟性等の優れた特性を有しているため、インテリア、ファッションから工業資材に至るまで幅広い分野での活用が可能。
 使用用途例は次の通り。
・ポリウレタン弾性繊維(スパンデックス):アウター・インナー・スポーツ等の衣料品
・ポリウレタンエラストマー :人工・合成皮革、スポーツ靴素材、ホース、フィルム等
・ポリエステルエラストマー :電気・電子部品、機械部品等
 同社は、今回開発した分子量650、1000、2000、3000の4グレードにとどまらず、さらに多くのグレードを開発・拡充することで、顧客ニーズに応えていく。また、BioPTMGをはじめとする植物由来の素材の研究開発を加速させ、持続可能な社会へのソリューションを提供することで、SDGsの達成に貢献していく。