DICグラフィックス(株)は、商業オフ輪インキ、油性枚葉インキ、UVインキ、新聞インキの価格を2021年10月18日出荷分より値上げする。
 オフセット用印刷インキの主原料である顔料、樹脂、植物油、溶剤、光重合開始剤などは世界的な景気回復に加え、環境対応による生産コストの上昇および、各地で起きている天候不順などが影響し全世界規模で需給バランスが崩れ、これら原料の価格が高騰している。また、鋼材価格の高騰により容器など副資材価格も上昇、更に人手不足や行政指導による運賃適正化を背景とし物流コストも上昇が続いている。
 このような状況の中、同社では銘柄統合と原料調達の見直しを進め、営業拠点の縮小、工場統廃合によるダウンサイジングなどの様々なコストダウン策を実施してきたが、オフセット用印刷インキの継続する需要減少に加え、昨春からのパンデミック影響による需要急減により、もはや自助努力だけでは事業運営が厳しい状況となったため、値上げすることになった。
 値上げ幅は次の通り。
 商業オフ輪インキ 50~100円/kg
 油性枚葉インキ 50~100 円/kg
 UVインキ 100~150円/kg
 新聞インキ 30~100円/kg
*金銀特殊品など一部製品については上記改定幅と異なる。