2021 10 15 odakyuu 小田急電鉄(株)は、ユニ・チャーム(株)とともに、東京都の公募事業「使用済み紙おむつのリサイクル推進に向けた実証事業」に採択され、同件に係る三者協定締結日(11月上旬予定)から2022年3月8日(火)まで、使用済み紙おむつの効率的な水平リサイクル実現に向けた実証事業を行う。
 これは、高齢化社会の進展に伴い紙おむつの使用量が年々増加していることに加え、使用後の紙おむつは水分を吸収することでかさを増し、廃棄物処理に大きな負担となっていることを受け実施するもの。
 共同実証は、約2.5千世帯が生活する東京都町田市の特定地区を対象に実施。同地区では、従前から使用済み紙おむつを専用の袋で分別していたが、可燃ごみとして処理されている。
 同実証では、この専用の袋に分けられた紙おむつを効率的に分別収集する仕組みを小田急電鉄が担い、収集後、ユニ・チャームにて収集内容の確認からリサイクルまでを実施する。
  分別収集システムでは、今年9月から新たに開始したウェイストマネジメント事業「WOOMS」の「収集・排出サポートシステム」機能を応用する。一般ごみの収集を担当する先発チームが各排出拠点を回り、紙おむつが出ている拠点をシステム上に記録、そこから最も効率的な紙おむつ収集ルートを生成し、紙おむつを担当する後発チームが収集する。複数回の実証を行い、生成された収集ルートの有効性を確認する。
 ユニ・チャームは、2015年から使用済み紙おむつを再資源化するプロジェクトを開始し、パルを衛生物品に利用可能なレベルまで再生する技術を確立。小田急電鉄が有する効率的な資源収集ノウハウを活用し、紙おむつの水平リサイクル事業の実現を目指す。