2021 10 18 asahibeer1 アサヒビール(株)は、6缶パックにおける紙の使用量を大幅に削減した新資材「エコパック」を採用する。同資材を使用した『アサヒスーパードライ エコパック』をドラッグストア「ウエルシア」「ハックドラッグ」、スーパーマーケット「ライフ(首都圏)」の一部店舗にて10月19日からテスト販売する。検証の結果を踏まえて、2023年からの本格展開を目指している。
 今回採用した「エコパック」は、缶の上部のみ固定する紙資材で、缶容器の6缶パックとして日本で初めて展開する。「エコパック」を採用することで、従来使用していた6缶パック資材と比べ、紙の面積は缶350mlの6缶パックで77%、缶500mlの6缶パックで81%削減できる。使用する紙の重量は缶350mlの6缶パックで65%、缶500mlの6缶パックで73%の削減を実現できる。仮に、同社が製造する6缶パック全てを本資材に切り替えた場合、年間で紙の使用量は約8,800t、資材製造に伴うCO2排出量を7,400トン削減※3できる見込み。

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表1:「エコパック」と従来品が使用する紙の面積と重量の比較

 アサヒビールは、年間で約4.6億枚の6缶パック資材を使用しており、環境負荷低減を目的に資材の軽量化を進めてきた。今回、日本で初めて「エコパック」を使用した『アサヒスーパードライ エコパック』をテスト展開し、消費者の購入意向や使い勝手などを検証する。その結果を踏まえた上で2023年以降、幅広い流通での展開や「スーパードライ」以外のブランドにおける同資材の採用など本格展開を目指す。本格展開に向け、茨城工場などで量産化に必要なパッケージング設備の導入で、約9億円の投資を実施する予定。

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表2:アサヒビールにおける6缶パック軽量化への取り組み(350ml缶用)  

※1:缶500mlの6缶パックにおいて、従来(982cm2)と比べエコパック(189cm2)の紙面積は約81%削減。今回テスト展開する缶350mlの6缶パックにおいては、従来(837cm2)と比べエコパック(189cm2)は約77%削減
※2:同社調べで、缶体の上部のみを固定する6缶パック紙資材においては日本で初採用
※3:2019年同社6缶パック全商品の出荷実績による
※4:ウェストロック社製造資材