相模原市は、循環型社会の形成を目指し、さがみはらSDGsパートナーおよび神奈川県との連携による植物由来素材の容器を活用した実証実験を行う。
5月21日(土)開催の国際自転車ロードレース「2022ツアー・オブ・ジャパン相模原ステージ」において、植物由来素材の容器を活用した弁当などを販売し、現地で回収した容器を使って堆肥化するもの。来場者には容器の回収に協力してもらう。
回収した容器は、さがみはらSDGsパートナーであるワコーグリーンにおいて発酵分解し、同社が生産する有機堆肥「森の富植土」となる。この堆肥を活用した農作物の生産および流通を行うことで、地域内循環システムの構築を目指す。
植物由来素材(GCM®)について
セルロースを主成分とした生分解性素材であり、環境に有害な添加剤を使用せず、耐熱性、耐圧性、耐水油性に優れている。
さらに、自然環境のもとでは75日間で分解(20℃以下、微生物や環境条件によって変動)されるため、環境保護の観点からも使い捨てプラスチックに代わる新素材。
※GCM・・・Green Composite Material®の略称
<実証実験>植物由来素材の容器を活用した弁当等の販売
2022ツアー・オブ・ジャパン相模原ステージフィニッシュ会場にて、さがみはらSDGsパートナーであるEcoinno Japanが提供する植物由来素材の容器を活用した弁当等を各ブースで販売し、空容器を回収する。
日時:令和4年5月21日(土)
場所:鳥居原(とりいばら)ふれあいの館(いえ)
〒252-0155 神奈川県相模原市緑区鳥屋1674付近
さがみはらSDGsパートナーについて
相模原市は、SDGsの理念を踏まえ、地域課題の解決や「誰一人取り残さない」持続可能なまちづくりに共に取り組んでいただける企業・団体等を「さがみはらSDGsパートナー」として随時募集している。
「さがみはらSDGsパートナー」を募集します
https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/shisei/seisaku/1020997/1020999.html