2022 05 19 ti テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長 兼CEO:リッチ・テンプルトン、以下 TI)は、テキサス州シャーマンの新しい300mm半導体工場(ファブ)に着工した。選出議員と地域指導者が出席した着工式典においてTIの会長、社長 兼 CEOであるリッチ・テンプルトン(Rich Templeton)氏は、テキサス州史上最大の民間経済投資の着工を祝うとともに、米国内生産力の長期的拡大に対するコミットメントを改めて表明した。
 テンプルトン氏は次のように述べている。「本日は、今後数十年にわたってお客様の需要を支える、エレクトロニクス分野での半導体の将来的な成長のための土台を築く重要な節目となります。90年以上前にTIが創設されて以来、TIは半導体を通じてエレクトロニクスをより手頃な価格で提供することで、より良い世界を創出するという情熱を持って活動してきました。先進的な300mm半導体製造をシャーマンに設立できることを嬉しく思います」
 この300億ドルの投資には、長期的な需要に対応するための4つの製造工場の計画が含まれており、3,000人の直接雇用をサポートする。新しい製造工場は、あらゆるエレクトロニクス製品で使用されるアナログおよび組込みプロセッシング・チップを毎日数千万個単位で製造する。
 シャーマン市長であるデビッド・プライラー(David Plyler)氏は次のように述べている。「この着工は、シャーマンにおける半導体生産の次の時代を象徴するものであり、数十年にわたる経済機会の創出とこの地域の生活の質の向上を約束するものです。TIのシャーマンへの長期にわたる継続的な投資に感謝するとともに、今後のパートナーシップに期待します」

持続可能な製造
 
TIは、責任ある持続可能な製造に長年取り組んできた。新工場の設計は、構造効率と持続可能性に関するビルディング評価システムの最高レベルであるエネルギーおよび環境設計のリーダーシップ(LEED)Goldに適合する予定。シャーマンの先進的な300mm製造機器およびプロセスは、廃棄物と、水とエネルギーの消費をさらに削減する。

米国内300mm製造への投資
 
シャーマンの第1工場での生産開始は2025年を予定している。これらの製造工場は、TIの既存の300mm製造工場(テキサス州ダラスのDMOS6、テキサス州リチャードソンのRFAB1と完成間近で年内生産開始予定のRFAB2)を補完するもの。さらに、ユタ州リーハイのLFABも2023年の早い段階で生産を開始する予定。テンプルトン氏は次のように述べている。「長期的生産能力への投資により、TIのコスト優位性はさらに拡大し、サプライ・チェーンのコントロールもより強固になります」