(一社)全国清涼飲料連合会は、今7~9月※にかけ都内の3企業6ビル施設で屋内施設の清涼飲料空容器「一元回収実証実験」をスタートした。現在、大規模ビルでの飲料空容器の回収は、自販機事業者、ビル管理会社で回収方法が分かれており、今回の実証実験では屋内施設の一元回収・処理システムを導入し、啓発なども行うことで、より効率的な回収、そして水平リサイクルである「ボトルtoボトル」の推進を目指す。
※自販機横リサイクルボックスからの回収は8月1日より開始

【実施主旨】
 清涼飲料業界は、「2030年ペットボトル100%有効利用」、「2030年ボトルtoボトル比率50%以上」の達成を目指している。また、今年4月に施行された「プラスチック資源循環法」により、資源循環、カーボンニュートラルの動きは益々加速すると考えられ、清涼飲料業界は、水平リサイクルであるボトルtoボトルを推進することで、日本の資源循環のシステムに大きく貢献していく。

【実施内容】
 事業系回収における使用済みPETボトルは、事業系回収として収集運搬・保管・ベール化処理に一定の分別ルールがなく、排出先で分別をされている回収もあれば、分別されていない回収もあり、飲料空容器以外の様々な異物(タバコ、弁当空箱、コーヒープラカップ等)混入を含め、PETボトルのリサイクルを難しくする要因となっている。
 今回の実証実験は、東京都の「ボトルtoボトル東京プロジェクト」の一環として、PETボトルをはじめとする飲料空容器の回収に際し、分別ルールに同意した施設において一元回収を実施し、回収されたPETボトルの品質が「ボトルtoボトル」に対してどのように影響するかと、その際の自販機事業者のコスト削減・働き方改革等を検証する。

【実証実験詳細】
1.ビル施設協力企業:3企業(住友不動産野村不動産バンダイ
2.実施内容:自販機事業者、ビル管理会社(オーナー、テナント等)より発生する飲料空容器の一元回収実証実験
①自販機横RBは、PETボトルと缶・ビンの2分別
②啓発活動として、開始時期より、「分別」と「飲み残しの無い様に」の二軸でアピール
③収集運搬・保管・ベール化処理は、本実証実験の回収物だけで実施