パナソニック ホールディングスは、2023年11月30日~12月12日にアラブ首長国連邦(UAE)・ドバイで開催される国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(※1)(COP28)において、環境省が主催する「ジャパン・パビリオン」に出展する。
パナソニックグループは、自社の事業に伴うCO2排出量の削減と、社会におけるCO2排出量の削減に対する貢献を「Panasonic GREEN IMPACT」と名付け、「より良いくらし」と「持続可能な地球環境」の両立に向けて、独自の目標を掲げて取り組んでいる。
COP28で展示する「エネルギー自立分散型ソリューション」は、PGIを実現する技術であるペロブスカイト太陽電池、グリーン水素生成デバイス、純水素型燃料電池などの発電デバイス群と蓄電デバイス群を組み合わせることによりCO2フリーエネルギーの地産地消を実現する。また気候変動に伴い増加が懸念されている災害時でも電力をバックアップし地域への電力供給を行うことで日常のくらしを継続する支援を行う。
経済産業省主催のセミナーには、グループCEO等が登壇する。脱炭素社会の実現に向け、世界全体での温室効果ガス排出の緩和に貢献する日本の技術とその開発・普及に向けたルール形成のための議論に参加し、削減貢献量の意義や国際標準化の必要性などを提言する。
COP28における「エネルギー自立分散型ソリューション」の展示やセミナーの登壇等を通じ、様々なステークホルダーにパナソニック ホールディングスの理念と取り組みを訴求し、一企業では成し得ないグローバルで必要な環境活動の挑戦を加速し、脱炭素社会の実現に貢献する。
※1 国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)とは、国際機関や各国の政府・自治体・NGO・企業等のリーダーらが集結し、地球温暖化抑制に向けた国際的な方向性やルールについて議論する国際会議。1995年から開催され今回で28回目。COP28で環境省が主催するジャパン・パビリオンは、展示やサイドイベントを通じて日本の優れた技術・製品・サービスや気候変動抑止への取り組みを世界のリーダーに発信・交流する場。