2020 03 31 mimaki (株)ミマキエンジニアリングは、立体看板や造形サインに適した大型3Dプリンタ『3DGD-1800』の販売を2020年4月1日より開始する。
 大型造形物の製作は、職人による手作業で発泡材を削り込んで製作するのが主流であった。しかしそれには長い時間がかかり、長年の経験とノウハウが必要となる。今回販売を開始する『3DGD-1800』は、3Dデータを使用することで、経験やノウハウがなくとも製作を可能となる。『3DGD-1800』は、ジェル状の紫外線硬化樹脂を線状に押出し、紫外線により瞬時に硬化させて積層する「Gel Dispensing Printing」技術を搭載。熱で樹脂を溶かす熱溶解積層法とは異なり、素早く造形物を作り上げることができる。この技術により、1時間に350㎜の高さで積層できる(*1)ため、3Dデータがあれば手作業の造形よりもはるかに早い時間で製作ができ、製作時間の大幅な短縮ができる。
 『3DGD-1800』では、造形中にサポート材を必要としないサポートレス造形を実現。造形物の内部が空洞になる中空構造のため、中に骨組みや補強材を入れられるので強度が向上し、立体看板や等身大キャラクターなどへの活用が期待できる。また、透過性のある材料を使用することで、内部にLEDモジュールなどの光源を入れた内照式サインへの活用も可能。造形物は白単色となる。
 製作した造形物には、同社のインクジェットプリンタを組み合わせることにより、さらなる加飾表現が可能になり、よりインパクトのある立体看板製作などに使える。
 ミマキエンジニアリングは、フルカラー大判インクジェットプリンタでこれまで培ってきたノウハウに、『3DGD-1800』を加え、平面から立体看板まであらゆる空間をデザインする産業用プリンタのイノベーターとして今後も業界を牽引する。
(*1)直径1mの円柱形状(中空)を造形した場合の高さ造形方向の速度

◎ 特徴
①大型サイズの造形が簡単に
▶最大高さ1,800mmの造形が可能
▶造形物を組み立てることで、造形エリア以上の超大型造形物の製作も可能
▶2ヘッドで分割パーツを効率よく造形可能

②圧倒的な造形スピード
▶「Gel Dispensing Printing」で1時間に350mmの高さで積層可能(*2)
▶従来3Dプリンタ(FFF方式)よりも3倍の速さ(*3)
▶1.8mのフィギュアが7時間で完成する速さ

③中空構造により加工がしやすい
▶内部が空洞のため、軽量で持ち運びや輸送がしやすい
▶内部にLEDモジュールを入れて内照式サインにできる
▶骨組みやウレタンなどの補強材を入れて強度を向上

④3Dデータの活用で広がる可能性
▶3Dデータがあれば、立体物の造形が容易に
▶3Dデータを使えば、お客様と完成イメージを製作前に共有できる
▶1つのデータから大小さまざまなサイズの造形物を出力可能

⑤幅広いアプリケーションで活躍
▶巨大な3D POPディスプレイなども複雑な手作業なく製作可能
▶同社インクジェットプリンタを使った造形物表面への加飾により、幅広いデザイン表現が可能
▶3Dスキャナと組み合わせることにより、現物のコピーが簡単に製作可能(*4)
(*2)直径1mの円柱形状(中空)を造形した場合の高さ造形方向の速度
(*3)2020年3月同社調べ
(*4)3DGD-1800にはスキャン機能はございませんので別途3Dスキャナが必要となります

◎ 用途事例
▶大型立体看板、等身大ディスプレイ
▶イベント装飾、キャラクター造形
▶イルミネーションディスプレイ
▶アート作品
▶インテリアデザイン
▶映画の小道具やセット
▶真空成型用の型
▶大型製品モックアップ

◎ 販売開始
 2020年4月1日