(有)エイコー印刷は、抗ウイルス・抗菌の両面でIAAマークを取得したシール・ラベル製品群「HINODERIX™」を開発。2020年9月2日に第一号製品として大分銀行のATMタッチパネル保護フィルムを納入する。
 昨今のコロナ禍の中で公共の場所や共有物に触れることに抵抗感を覚えはじめ、液晶パネルやボタン、つり革などを鍵や金属の取手などを用いて直接的な接触を避けようとする行動が新様式として一般化している。  しかし、本来それらは手で触れることを想定して作られているため、擦過による傷や強打による破壊のリスクをはらんでいる。この現状を改善すべく、貼るだけで抗ウイルス・抗菌環境がつくりだせるシール・ラベル製品群「HINODERIX™」を開発した。
 先んじて大分銀行石垣支店において、来客受付端末のディスプレイパネルに試験導入。実店舗での運用と並行して、本部のATMデモ機において動作テストを実施。良好な結果が得られたことから大分銀行のATM350台分の導入が決定、9月2日に納入する。今回の導入に伴い、9月4日10時30分より大分銀行本店にて納入報告会が行われた。
 エイコー印刷は43年に渡ってシール・ラベル印刷、加工の専門業者として日本全国の顧客に向けて業界屈指の高品位なラベルを生産してきた。HINODERIX™はその技術と知見を導入した製品。

2020 09 03 eico

大分銀行石垣支店の来客受付端末。ディスプレイの表示に干渉しない透明度

 主な特徴は以下の通り。
1.
抗ウイルス・抗菌の両面においてSIAAマークを取得した世界初の印刷製品
 SIAAマークは「確かな性能」「安全性」「適切な表示」の3つの基準を満たし、かつSIAA会員の製品のみに表示が許される企画。  HINODERIX™は製品表面に、リケンテクノス(株)のRIKEGUARD®をラミネートフィルムとして使用することで、確かな抗ウイルス・抗菌性能をもった、安全なシール・ラベル製品群を提供する。
2.OEMにおける高い拡張性  HINODERIX™は貼り付ける対象物や形状によって、シールの材質や粘着剤を細かくカスタマイズ。最高で±0.1mmという高精度で様々な形状に加工が可能。スマートフォンやタブレット端末などのディスプレイ用保護フィルム、スイッチ類の保護シール、自動ドアのタッチポイントの保護シール、装飾ステッカー、帯状のテープ、ステーショナリーグッズ、キャンペーン用配布ステッカーに至るまで幅広い拡張性をもった製品となっている。
3.効果の持続性と手軽なメンテナンス性 HINODERIX™に用いているRIKEGUARD®は抗ウイルス・抗菌の性能が10年、もしくは10,000枚程度の擦過に耐える高い持続性があり水濡れも問題ない。メンテナンス性にも優れており、水に濡れたり汚れが気になる場合に柔らかい布で拭き取るだけで機能が持続するので医療機関や公共施設をはじめ、生活のあらゆるシーンに活用できる。
 今後は、公共機関から一般家庭まで、あらゆる場所に「貼るだけで抗ウイルス・抗菌環境を作れる」手軽で高性能な製品特性を活かし、様々なOEM製品、コンシューマー向け製品を開発・展開する。