凸版印刷(株)は、「スマートライフ バリュー パッケージ™」のラインアップの1つとして、レトルト食品の風味低下を抑制するフィルムパウチ「フーミファイン™」を開発し、長期保存食であるレトルト食品のさらなる進化に貢献する。
 凸版印刷の持つ独自のコンバーティング技術を活用し、従来のパウチの材質構成を変更することなく、風味低下抑制機能を付与することが可能となった。また、再生材であるメカニカルリサイクルPETフィルムを使用した透明バリアフィルム「GL-AR-N」等と組み合せ、環境に配慮することも可能。2021年4月1日より、食品業界や流通業界などに向け販売を開始する。

2021 03 25 toppan

「フーミファインTM」パウチの製品イメージ © Toppan Printing Co., Ltd.

■開発の背景
 新型コロナウイルス感染拡大の影響により外出の機会が減り、家で過ごす時間が増えるなど、人々の生活スタイルは大きく変化している。「巣ごもり消費」という新しいトレンドが生まれ、簡単に調理ができるレトルト食品のニーズが高まっている。
 一方レトルト食品には製造工程の加熱殺菌で発生するにおいが、食品本来の風味を低下させるという課題があった。凸版印刷ではレトルト食品の課題解決に取り組み、本来の風味を楽しむことができるよう「フーミファイン™」を開発した。

 
■ 製品の特長
・食品本来の風味の提供が可能
レトルト食品の製造工程(加熱殺菌)で発生するにおいによる風味低下を抑制する。
・通常のレトルト殺菌が可能
レトルト殺菌条件の変更は不要。また、諸物性も従来のレトルトパウチと変わらない。
・自由な材質設計が可能
アルミ箔仕様、透明仕様など、様々な材質構成(フィルム)に機能付与が可能。