㈱ミマキエンジニアリングは、大判フラットベッドUVインクジェットプリンタ『JFX600-2513』『JFX550-2513』を発表した。
 JFX600-2513、JFX550-2513は2012年より販売している大判フラットベッドUVインクジェットプリンタJFX500-2131の後継機種。この機種は搭載ヘッド数を大幅に増やすことで、高効率なプリントが可能になり、JFX500-2131と比較しJFX600-2513で約300%、JFX550-2513で約150%の生産性向上が期待できる。また、搭載可能な色数も従来機種の「JFX500-2131」の4色から6色へ対応し、豊富なインクバリエーションでより表現力がアップし、これまで以上にクオリティの高いサイングラフィックの製作ができる。

2021 04 22 mimaki
 製作可能サイズは最大2,500mm×1,300mm、厚み60mmで、看板製作によく利用される4×8版(1,220mm×2,440mm)に対応。メディアへのダイレクトプリントが可能なため、大型のサインボードはもちろん、樹脂、ガラス、金属など、多様なメディアにプリントでき、大型の装飾、サインディスプレイや建装材などの幅広い分野での利用が可能。厚み60mmまでの高さがあるメディアへダイレクトプリントができるほか、UVインクを何層にも重ねてプリントすることで表面に凹凸感を出す2.5Dプリント(厚盛り印刷)が可能で、付加価値の高い印刷用途に利用できる。
 JFX600-2513、JFX550-2513で使用する当社開発のUVインクは、揮発性有機化合物(VOC)が極めて少なく、人と環境に配慮した環境調和型インク。
 米国の第三者安全科学機関UL社が規定する世界で最も厳しい基準を持つVOCの排出測定試験を満たすことから「GREENGUARD Gold」認証を取得しており、環境への安全性が認められている。
 また、同社では、ロボットやベルトコンベア等で、検査装置、各種センサー、前後装置等の周辺機器とインクジェットプリンタを相互通信でつなぎ、生産ラインへの組み込みや無人でのオンデマンド生産、マスカスタマイゼーションを実現する「つながるデジタルプリンティング」の開発を進めている。
 新型機 JFX600-2513、JFX550-2513は、ユーザーの生産システムや周辺機器からプリンタを制御できる当社独自の『MDLコマンド』に対応している。MDLコマンドを使用することで、プリンタのインク残量やエラー情報等を取得できるほか、印刷媒体(ワーク)をセットするテーブルの位置や高さ、プリント開始などのプリンタ動作を制御可能なことから、ワーク搬送などのプリント工程を無人化・省人化・自動化することができる。
 これらにより、前後工程も含めたデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現に貢献し、新たな付加価値につながるデジタルオンデマンド・プリントソリューションを提供する。
 JFX600-2513、JFX550-2513は屋内外の大型看板や広告などのサイングラフィックス用途を対象に、2021年夏の販売開始を予定している。
◎ 概要
・JFX500 よりも最大300%の高速プリントで生産性向上
・UV インクは環境に配慮したGREENGUARD Gold 認証を取得
・UV プリントで2.5D プリント(厚盛り印刷)など高付加価値プリントが可能
・プリンタ制御のための「MDL コマンド」で、ワーク搬送などの自動化に対応
◎ 販売開始
2021 年夏(予定)
株式会社ミマキエンジ