三菱電機(株)は、サイバー攻撃による侵入を防御するデータダイオード※1「MELARROW®」の新製品として、一般市場向けの機能に最適化することで、オフィスや工場などでも導入が容易な小型化・低価格化を実現した「MELARROW-Lite(メルアローライト)」を発売した。これにより、幅広い分野におけるネットワークセキュリティーの向上に貢献する。
 特長は次の通り。
(1)一般市場向けの機能に最適化することで、小型化・低価格化を実現
 ・一部の重要な社会インフラシステム向けに求められてきた耐震性や二重化電源などの付加機能を省略することで、従来のラックマウント型※2「MELARROW」からサイズを半分以下にし、机上設置など省スペース化を実現。
 ・一般市場向けに機能を最適化することで、低価格化を実現
(2)多彩な通信プロトコルに対応し、導入が容易
 ・従来の「MELARROW」と同様に、TCP、UDP、FTP、Modbus/TCPなど多彩な通信プロトコルに対応。導入が容易
 ・データ受信時に受信側から送信側へ応答が必要なTCPなどのプロトコル利用時でも、本来応答に必要な受信側通信装置の代わりに本製品が送信側へ応答。導入時のソフトウエア修正を最小限に抑えることが可能
(3)社会インフラ向け「MELARROW」のセキュリティー設計を踏襲し、高い堅牢性を保持
 ・高いセキュリティー水準が求められる電力プラントなどの社会インフラ向けに多数の導入実績があり、Achilles認証※3取得済みの「MELARROW」と同等のセキュリティー設計を踏襲することで、「MELARROW」と同等の堅牢性を保持。2021年9月にAchilles認証を取得予定
※1 電気の流れを一方向にするダイオードのように、一方向のみの通信を行う装置
※2 薄型のサーバーや通信機器を積み重ねて収納するための専用棚(ラック)に設置するのに適した形状
※3 デバイスがネットワーク堅牢性を有することを証明する第三者認証