2021 06 24 ricoh1 (株)リコーは、高速生産ラインの速度に追従しながら可変情報印字を可能とするインライン(生産工程)プリンティングソリューション「RICOH FC-LDA Printer 500」を6月23日に発売した。
 同ソリューションでは、リコーが開発した高速レーザーマーカーとほぼ無色透明なサーマルメディアを組み合わせ、大量生産ラインで高速搬送されているフィルムやラベル等の包装材に対して、最大毎分300mの速度で個別に異なる情報の印字が可能。必要な情報を必要な時に必要なだけ印刷するオンデマンドプリンティングにより、業務効率の向上に貢献する。
 同ソリューションの実用化第一弾として、(株)フジシールが提供するPETボトル飲料用シュリンクラベルの裏側に、キャンペーン応募用の個別シリアルコードやQRコードを印字するソリューションに採用された。タックシールを用いた従来の方法と比較し、プラスチック使用量を削減することやシュリンクラベルとPETボトルの分別、リサイクルを促進し、環境負荷の低減にも貢献する。
 今後は、フィルムやラベルに加え、箱や袋などのさまざまな包装材料に対しても用途に応じた可変情報印字を実現し、大量生産ライン内での印刷業務効率向上や省資源化による環境負荷の低減に貢献していく。

「RICOH FC-LDA Printer 500」の主な特徴

2021 06 24 ricoh21.世界最高出力の2000Wレーザーマーカー
 10万分の1秒ほどの短時間照射で熱反応を起こして、高速にサーマル印字が可能。
 *同社調べ
 2020年8月19日現在
2.192chレーザーアレイを80kHzで独立変調
 チャンネルごとに最高毎秒8万回変調制御するレーザードライバーを独自に開発し、高速・高精細な印字を実現。
3.ほぼ無色透明なサーマルメディア層
 分散技術や高耐性発色技術を生かしてサーマルインクを開発。これをコーティングすることでラベル、袋、箱などさまざまなものをメディア化し、レーザー印字が可能に。