(株)SCREENグラフィックソリューションズはこのほど、最新のGLVTMヘッドを搭載し、A4-40ページサイズの刷版を1時間当たり最大35版※1出力できる、高生産性と無処理版対応を実現したサーマルCTP「PlateRite Ultima(プレートライト アルティマ)40000Nシリーズ」を開発。全世界に向けて2021年7月から販売を開始した。
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 近年、大サイズのCTP(VLF)においても、高い露光品質はもちろん、より多くのジョブをハンドリングできる生産性の向上、工程の短縮による省力化などを求める声が高まっている。そのため、こうした動向を背景に同社は、2006年の発売以来多くの導入実績を誇る「PlateRite Ultima 40000/36000シリーズ」の生産性や汎用性などをさらに追求した、「PlateRite Ultima 40000Nシリーズ」を開発した。
 同シリーズは最新のGLVヘッドを採用し、同社独自のクランプ技術やオートバランス機構により、安定的で高品質な高速露光を実現。顧客が求める生産性に合わせて、2種類のモデルをラインアップ。1,024chのレーザーダイオードを2台搭載した「ZTモデル」は、1時間当たり35版※1のプレート出力を実現。同レーザーダイオードを1台搭載した「ZSモデル」は、1時間当たり24版※1の生産性を備えている。プレートは最大2,280×1,600mmまでをカバーでき、1,060×1,600mm以下の刷版サイズでは2版同時巻き付けにも対応できる。また、各プレートメーカーから販売されている各種無処理版も使用可能。露光後に現像機で使用する薬液が不要になるため、地球環境に配慮できるとともに、消費電力削減による省エネルギーや省力化を促進する。
 さらに、最大300枚※2のプレートを自動供給できるマルチカセットオートローダー「MA-L40000N」や、最大600枚※2ものパレット搭載感材をそのまま利用できるスキッドオートローダー「SA-L40000N SKID」もラインアップ。CTP装置1台に対し、2台までのオートローダーを接続できる。大きな刷版を取り扱うVLF CTPにおいて懸念事項とされていた、刷版の損傷やオペレーションエラーを軽減できるとともに、長時間の連続運転による省力化と安定稼働を実現する。その他、装置の安定稼働を支える先進のオンライン保守サポートサービス「TRUST Network Service」も用意している。
※1 2,280×1,276mmのプレートを2,400dpiで露光した場合。
※2 0.30mm厚プレートの場合。