(株)SCREENグラフィックソリューションズはこのほど、高生産性と優れた汎用性、環境性能を併せ持ったA4-4ページサイズのサーマルCTP「PlateRite(プレートライト)4600Nシリーズ」を開発。2021年7月から全世界に向けて販売を開始した。
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 近年、CTP装置においては生産性や品質だけでなく、オペレーションコストの削減につながる省力化や、環境負荷を軽減できる環境配慮設計などを求める声が高まっている。こうした動向を背景に同社は、発売以来多くの導入実績を誇る「PlateRite 4600シリーズ」の最新機種として、「PlateRite 4600Nシリーズ」を開発した。同シリーズは、以前から定評のあるファイバーレーザーダイオードヘッドによる安定した高速露光性能を継承しつつ、対応プレートサイズを最大830×680mmへと拡大。より多くの印刷機への対応が可能になった。生産性のニーズに合わせて「Z」「S」「E」の3種類のモデルをラインアップしており、64ch露光ヘッドを搭載した「Zモデル」では、1時間当たり最大33版※1のプレート出力を実現。32ch露光ヘッド搭載の「Sモデル」は1時間当たり21版※1、16ch露光ヘッド搭載の「Eモデル」は1時間当たり11版※1の生産性を備えている。
 さらに、最大100枚のプレートを自動供給できるシングルカセットオートローダーの操作性を向上させた「SA-L4600N」も新たに用意。オートローダーとCTPを連結するブリッジ部での手差しが可能となり、オートローダーに搭載された版以外でも、スムーズに途中挿入できる。これらにより、省力化だけでなく長時間の連続運転も可能になるため、生産性と稼働率が大きく向上する。また、従来モデルであるマルチカセットオートローダー「MA-L4600」にも対応する。
 環境面においても同シリーズは、各種プロセスレスプレートやケミカルレスプレート、水なし印刷に対応。高い品質や生産性を維持しながらも、有害な現像廃液の削減やVOC削減など、環境保全に大きく貢献する。生産環境に合わせて印刷方式や版を選択できるため、自由度の高い生産ラインの構築が可能。非動作時には、消費電力を抑える「省エネルギーモード」によって稼働時電力の51%※2、待機電力の46%もの削減※2を実現する。さらに、先進のオンライン保守サポートサービス「TRUST Network Service」を利用することで、装置の安定稼働を支援する。
※1 724×615mmのプレート使用時。
※2 消費電力量は使用環境などの外的要因にも左右されるため、上記の数値を保証するものではない。「PlateRite 4300S」と「PlateRite 4600N-Z」との比較。単体仕様時。2,400dpiで、724×615mmプレートを露光した場合。